幸せが57個 ページ17
凶「これより
A「任せて」
目にも追えぬ速業で、ゲートを木っ端微塵にした。バラバラとゲートは崩れた。
A「こんなデッカイ扉作っても意味無しよ」
皮「意味ないってひでェなー、この扉一億くらいかけた特注なんだぞー?
お、朝野太陽いるじゃん。列車ではハクジャが世話になったな」
太陽「皮下…!」
凶「挑発にのるな太陽、罠だ」
A「四怨が爆破システムと皮下の生体データの
皮「なんだ、バレてたかー。『種まき計画』が上手くいくなら死んでも構わないんだ。念のため、もう一つ足止め用意してるしな。
基地と俺がくたばるのが先か、おたくの末っ子くんが先か、当てっこしてみるか?」
ブォン…と音を立てて、七悪が映し出された。画面から七悪の苦しんでいる声が聴こえた。趣味がワルいやつだ。
皮「聞き覚えがあるだろ?家族の断末魔だ。このまま、また弟が死ぬのを見るか、今すぐ俺に手を出し皆で死ぬか。好きな方を選んでくれ」
大丈夫、絶対に翠くん達が助けてくれる。そんな安い挑発に、太陽はのらない。
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作者名:Yuma | 作成日時:2023年8月24日 11時