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幸せが54個 ページ14
翌朝、5時半。ついに、夜桜前線は始動した。
今は上空にいる。多分、もういることは気付かれているはずだ。正面突破しかない。
京「武器、防具、通信機器、ハンカチ、ティッシュ、おやつ。ちゃんと皆それぞれ持ったね？」
嫌「辛三兄ちゃん目開けなって」
辛「ムリムリムリムリ！！！」
殺「六美様は私達が護衛します！」
四「ふぁいとー」
万「おみやげはいらねーぞ！」
京「ここで待機してるから、連絡ちょうだいね」
六「太陽、気をつけてね」
太「ありがとう、六美」
凶「兄ちゃんは？」
四「あんたが死ぬ時は全滅するときだよ」
京「さあ、行ってらっしゃい。可愛い孫達。夕飯までには帰るのよ」
後方支援チームと突入チームに別れ、私達突入チームは空から降りる。
A「！私行こうか？」
二「いや、あたしが行くよ。Aじゃ相性が悪い」
A「わかった。じゃあ、任せるよ二刃」
二「わかっただろう。さっさとお投げ、辛三」
辛「コゲちゃうよ、姉ちゃん！」
二「今さら何だい。先陣を切るのが、長女だろ」
二刃は『桜流し」で、向かってくる炎を打ち返した。
ゴリアテの体当たりで
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作者名：Yuma | 作成日時：2023年8月24日 11時
