✰︎ 13 ページ14
「え、僕が探偵社員に??」
太「そうなのだよ!社長に呼ばれたから行ったのだけど……」
嘘だろ……僕が??探偵社員に??
「異能力、持ってないけど??」
太「うーん、事務員だと思うけど……ま、取り敢えず社長の処に行こう!Aさん!」
「ええぇ」
ここで、前回までのあらすじ!
僕事狩野Aは、生の探偵社の事務所に太宰を働かせるという目的で行き、太宰の要望(ご褒美)で其の夜に蟹鍋を食べた!以上!!
太「社長、失礼します。狩野Aさんを連れて来ました」
福「ご苦労。却説、お前を此処に呼んだ理由は太宰から聞いているか?」
「はい。何でも……僕の事を探偵社員にしたいだとか……本当ですか?僕、異能力なんて持ってませんけど……?」
福「む、誠か?異能力を持っていない……?」
「ええ、勿論です。一般市民の皆様と同じですよ?」
福沢さんは眉を顰め、何かを考え込んでいた。
然して話したい事が纏まったのか、顔を此方に向けていった。
福「私には迚尊敬に値する人が居るのだ。其の人に昨日会ったのだが……」
ああ、夏目先生か、猫のおじいちゃんの。
福「お前は、異能力を持っている。そう聞いたのだ」
「へ、?そう、何ですか、?」
福「嗚呼。其れで、お前に会いたいとも言っていた」
「マジですか……」
夏目先生が僕に会いたいって??而……僕が異能力を持ってる?どっちも驚きだけど……どっちかって言うと……異能力持ちなのに1番驚いたんだけど、
「失礼しました、はぁ、」
太「Aさん、大丈夫?」
「……だいじょばない…はぁ」
太「わ、私が癒してあげようかっ?!」
「ありがとう……はぁぁ、」
太「!?///」
癒してあげると言われたので抱き着いた。
あー、太宰の方が身長高いから……包まれてるなあなんて思い乍…………寝た。
次目が覚めた時は、太宰の部屋の布団の中だった。
包み隠さずに言うと、太宰の体温と心音が余りにも心地好くて寝てしまっていた。正直、少しだけ恥ずかしい。
起きた時に1人悶えていた。
19人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵宮 玲音 | 作成日時:2023年1月9日 20時