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「え、僕が探偵社員に??」

太「そうなのだよ!社長に呼ばれたから行ったのだけど……」

嘘だろ……僕が??探偵社員に??

「異能力、持ってないけど??」

太「うーん、事務員だと思うけど……ま、取り敢えず社長の処に行こう!Aさん!」

「ええぇ」


ここで、前回までのあらすじ!
僕事狩野Aは、生の探偵社の事務所に太宰を働かせるという目的で行き、太宰の要望(ご褒美)で其の夜に蟹鍋を食べた!以上!!


太「社長、失礼します。狩野Aさんを連れて来ました」

福「ご苦労。却説、お前を此処に呼んだ理由は太宰から聞いているか?」

「はい。何でも……僕の事を探偵社員にしたいだとか……本当ですか?僕、異能力なんて持ってませんけど……?」

福「む、誠か?異能力を持っていない……?」

「ええ、勿論です。一般市民の皆様と同じですよ?」

福沢さんは眉を顰め、何かを考え込んでいた。
然して話したい事が纏まったのか、顔を此方に向けていった。

福「私には迚尊敬に値する人が居るのだ。其の人に昨日会ったのだが……」

ああ、夏目先生か、猫のおじいちゃんの。

福「お前は、異能力を持っている。そう聞いたのだ」

「へ、?そう、何ですか、?」

福「嗚呼。其れで、お前に会いたいとも言っていた」

「マジですか……」

夏目先生が僕に会いたいって??而……僕が異能力を持ってる?どっちも驚きだけど……どっちかって言うと……異能力持ちなのに1番驚いたんだけど、

「失礼しました、はぁ、」

太「Aさん、大丈夫?」

「……だいじょばない…はぁ」

太「わ、私が癒してあげようかっ?!」

「ありがとう……はぁぁ、」

太「!?///」

癒してあげると言われたので抱き着いた。
あー、太宰の方が身長高いから……包まれてるなあなんて思い乍…………寝た。

次目が覚めた時は、太宰の部屋の布団の中だった。

包み隠さずに言うと、太宰の体温と心音が余りにも心地好くて寝てしまっていた。正直、少しだけ恥ずかしい。
起きた時に1人悶えていた。

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作者名:宵宮 玲音 | 作成日時:2023年1月9日 20時

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