だんだんと・・・不良化していく。 ページ5
私は私が嫌いだ。
『はあ、疲れた。』
例の裏路地は行かないで、違う場所に来た。
「おねえーさん。何してんの?俺と喧嘩しよーぜ。」
『あ?喧嘩?勝手にしろ。』
とりあえず、喧嘩売る。
「あ?喧嘩相手いねーから言ってんの!喧嘩しよーよ!」
『しつこいなコイツ…喧嘩、買っちゃおうかな。明日、赤塚第2高校の体育館で時間は2時。私、カヤナって言うから。』
「え、お前…第2高校行ってんの?ちょっと顔見せろ。」
プイッ
『松野、おそ松・・・』
「カヤナ・・・今のは取り消ししよ。」
『いいよ。じゃあね。松野。』
なんなのあいつ。
『今日は家帰るか。』
私の家は・・・あるけど。
バイトしてカネ稼いでるけど、
暮らすのがヤット。
家の前に来ると、ダンボール箱が置いてあった。
『ネコ・・・』
【ネコ・・・好きなの?】
松野の一言が谺響する。
「みゃー。」
『お前、
そんなに私と暮らしたいのか。』
「みー。」
『このまま死なせるよりかはマシだな。おいで。クロ。』
あれ、黒猫って、不吉なヤツじゃ・・・
『お前、可愛いな。私はさ、悩みがありすぎてやばいんだ。人生辛い。で、心が、身体が、悪化してる。』
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作者名:August.glow | 作成日時:2018年12月21日 23時