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小悪魔ちゃんとの生活0日目 ページ3

午後2時45分。
Aを育てる事に決めた。

朝、8時に宅配が届いて、11時にAと名付けて12時にまふが押しかけてきて、「誘拐!?……趣味悪…」と呟かれた。ま、その誤解は解いたけど。

そ「もうすぐ3時……か。」

子供にとってはおやつの時間。
棚から、5つぐらいお菓子を引きずり出した。

貴『ん……?』

物音で起きたAがキョロキョロしていた。

そ「起きた?」

貴『(*꒪꒫꒪)( ._.)(*꒪꒫꒪)( ._.)』

そ「おやつ食べよっか。」
貴『……!』
そ「ちょっと待ってね。」
貴『てつ、だいます、よ。』

そっと、震えた声でつぶやく。
そ「ありがと…う?このコップをそこの机に置いてくれたら嬉しいな……?(こんな感じでいいのか?)」

笑顔を見せて、テーブルまで駆けて行った。

そ「お待たせ。」

ポテチの袋を開ける。

貴『いただきます…』

ボリボリ

そ「お菓子最高……」
貴『美味し…い。』

忘れかけていたある事をAに聞いてみた。

そ「Aってコスプレイヤー?」
貴『違う……私、悪魔なんです。』
そ「その尻尾とか取れないの?」
貴『うーん…確か、封印を解いたら大丈夫な気がする?』
そ「封印……ってなんの?」
貴『悪魔の封印です。解けたらちゃんとした人間になれるんです。今は仮の人間な、の。解くには確か……沢山の人と関わる?例えば、かなたさんのお友達とか?でも……人見知り発動しちゃうから……』
そ「心配ないよ?俺の友達、みーんないい人だから。来週辺りにみんなで遊びに行くからその時に関われると思うけど……」

封印を解くのは簡単なことだった。
最初に会わせるのはまふでいいかな。

神【いいとも。あ、申し遅れた。我は神だ。】
そ、貴『「スルー」』
神【スルーするなあ!そらるよ、よく聞け…まふまふ殿に、会わせるのは間違っていない!】
そ「黙れ。……A、頑張って封印解こうな?」
貴『うん!』

そのあとの予定↓

・午後8時;お風呂
・午後9時;A就寝
・午後1時;そらる、小悪魔ちゃんと添い寝。

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作者名:August.glow | 作成日時:2019年2月16日 14時

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