スケッチブック (ページ7)

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渋谷side

渋「あ、21時や」

部屋に戻って窓、少しあけんねん。
この時間位からいつも聞こえる歌声が聞きたいから

渋「今日はなんやろ？」

半年くらい前にお隣さんが引っ越してきた。
きっと隣は女の子の部屋。
夏は暑くて窓を開けてた時に聞こえてきた声が気になって、毎日この時間に窓を開ける習慣がついた。

??「♪You are always gonna be my love
いつか誰かとまた恋に落ちても…」

渋「♪I'll remember to love you taught me how…」

一緒にいつか歌いたい。そう思うようになった。窓に持たれて声を聞いてると気づいた時には電気が消えてる

渋「どんなやつなんやろ？めっちゃ上手いよな…」

家は隣やし、部屋も隣やのに顔みたことないねんなぁー

ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ

渋「うわっ!もしもし?」

？「あ、渋やん?今行ける?」

渋「ヤス。おう、大丈夫やでぇ」

安「曲できたんやけど、これの詩をつけてほしいんやけど、聞いてもらってもいい?」

携帯をおいて、画面をタップする音が聞こえる

渋「スピーカーかw」

安「正解w」

ギターの音が聞こえる。

渋「らるらったたー」

適当にメロディをつける

安「ええやん!それに歌詞つけようや！」

渋「おん、ほな、明日も30分はやめにでるわ」

安「はーい！ほなねー」

渋「おう。」

電話を切り、窓に視線をうつす。

渋「もう、寝たんかな？」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

窓を閉め、布団に入り目を瞑る

渋「♪明日の今頃には私はきっと泣いてるあなたを思っているだろー…」

明日はなに歌ってくれんのかな…
そのまま意識を手放した。