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未来side
未来「あの子の歌、めっちゃ好きやねん、私。」
優しく微笑みながら見つめる隆平くんに思わず気持ちが溢れてくるねん…
未来「あの子な、人前に出れんくなった理由がもちろんあって…」
ついつい明日菜の過去を話してしまう…
丸「未来？顔上げて？」
優しい言葉とあったかい手に誘われるように顔を上げた。
丸「んふ♡可愛いなぁ？」
未来「うぇ？」
隆平くんの親指が頬を撫でる。
あ…泣いてるんやわ、私…
丸「ありがとう、話してくれて…ずっと1人で抱えてたんやろ？」
そうや。なんとかしたくても出来んくて、助けてあげる自信がなくて…
丸「これからはさ、俺にも背負わして？明日菜ちゃんの事めっちゃ好きな事、知ってるしさ？」
未来「…隆平くん…」
丸「メンバーもさ、絶対に力になってくれると思うねんな、俺。」
未来「うん、私もそう思う…」
丸「やったらさ、タイミングみて、話してみよ？みんなで明日菜ちゃんが楽しめる学校に変えてこ？」
未来「ほんまにありがとう…そばおってくれる？」
丸「当たり前ですやん♪俺しか未来守らさへんから♡」
あー、この人で良かったなって。ほんまに思うねん。
未来「ふふっ」
丸「どうしはったん？」
未来「んー？ずっと一緒にいたいなぁって、そう思ったんよ？」
丸「ん？俺は結婚するつもりやからねー」
未来「…///」
丸「なにぃー？照れたん？」
未来「んなことないもん！///」
あかん、恥ずかしい…
丸「ほらぁ？食べよ？」
未来「ん、食べよ！」
今日で私が好きな人を改めて再確認したな…
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作者名：uzuuzu | 作成日時：2016年11月18日 0時
