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配布されたプリントを解く。そして右にはつつかれる腕。なんだよ。なんなんだ!!
「……」ｼﾞﾛｯ
大「んふ♡やっと向いたぁ」
ペンでつつくな、そして語尾に♡をつけるんじゃねぇよ。
睨んでも笑顔ってドMなのか、こいつ。
(なんなんですか。うざいです。関わりたくないんです。)
大「なんでよー?俺は仲良くしたいけどなぁ」
(まず臭い。女物の香水が。私に香りがうつるので触らないでください)
大「……」
お？落ち込んだ!
今のうちにノートを…
大「まじか…」ｸｲｯ
いや、なんだよ、まじで…
服を引っ張られ振り向く。
ﾁｭｯ
大「もーらい♪」ｽｯ
ん?なんだ?何が起きた?
口に柔らかいのが…って眼鏡!!
大「……」
キスされた?てか、顔見られた？
いやまじかぁ。汚ねーな。
放心状態の大倉からメガネをとり。何も無かった事にしてノートを書く
大「…まじか///」
「………」ｶｷｶｷ
何赤くなってんだよ。あんたが勝手にキスしたんだろうが。めんどくさい。
大「って、NOリアクション!!」
ﾁﾗｯ
(何がですか?口にワタボコリがついたようなものですね。)
大「ぶっ!ほこり扱い!!ほんまおもろいな明日菜ちゃん♪気に入った!!」
(嬉しくないです。今回だけなので、もう教科書を見せてもらうという屈辱は味わいたくないので)
ほんと屈辱だわ。関わることのない人種なんだよ。関わらないでくれ。
大「屈辱ってww いやぁ、ええわーww」
あっはっはっと声を出して笑う大倉
胡散臭い笑顔より今のがいいんじゃない?
まぁ、関係ないや
チャイムがなりお昼休み。いやしの未来が振り向く
(私の癒し。抱きしめさせて)
未来「んー?おいでぇ♡」
抱きしめると抱きしめ返してくれる。
あったかい。あ、購買!!
(パンかってきます、ありがとう!!)
未来「大丈夫やでぇ!行ってらっしゃい♡」
笑顔で手を振り教室を後にした…
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作者名：uzuuzu | 作成日時：2016年11月18日 0時
