最終回 悠久の玉 〜封印〜 ページ42
「よく聞け。まだタイの念が残っている筈だ。
妖界への道も閉じられていない。悠久の玉を使って、
きちんと妖界を封印するんだ。それが最終目的だろう」
「でも、出来ない」
「A、私達がついてるわ。」
「そうだ。それに、封印出来るのはAしか居ないんだ。Aなら出来る」
私は羽を見つめていたけど、
それを髪にさしたあと、時間をかけて立ちあがった。
右手で、石板に置かれていた悠久の玉を持ち
左手に五芒星のペンダントを掲げた。
内なる言葉に耳を澄ませば、泉のように呪文が湧き出てくる。
「二十四節気を司る神々、山川、渓谷の心霊の神々、
冥界の神々の率いる無数の軍兵達を招請する」
すると、再び天から稲光がとどろき
東西南北の島から四つの玉が宙を飛び、集まってきた。
悠久の玉を中心に、五つの玉が光りだす。
「妖界より来し、悪しき妖怪が隠れていたならば、千里の外、
四方の境界を越え、妖界へそれぞれ帰りなさい。邪気を清め封じた依代と共に!」
そして、ペンダントを宙に放り投げた。
ペンダントは天に吸い込まれるようにして、見えなくなった。
「偽りの心を持って、まだ隠れていたならば、
宝玉を用いて、果てまで追いかけます」
年明けの空に、私の唱える声がいつまでも響き渡っていた。
end
番外編 レッツゴ〜 in遊園地→←第5.40話 一人になってしまった。
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作者名:フェイル | 作成日時:2010年12月8日 21時