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第5.18話 驚きの真実 祝140個目 ページ19

「しずくさんや幹太郎さんとは戦いたくなかった。
二人が、おじいさんの水晶玉や島の御霊を悠久の玉だと

信じなかったなら、戦わずに済んだかもしれなかった。

ユージ君の事も。真夜中にナミちゃんの家が
火事になったと知らせたのも貴方だった」



『そうだ。カザンの嗅覚で今までの玉を探し当てた。
スネリを導いていたのはカザンだったんだ。
そういえば、かまちもあの学校に導いてやったな。


「…………」

『最後の玉を、ここで手に入れれば悠久の玉が自ずと姿をあらわす』


タイ兄はそう言うと、スネリを見降ろした。


「ま……まさか……!」

『やっとわかったみたいだな。カザンが探し当てた最後の玉は、スネリか
そこに居るもっけ……どちらかが妖界へ帰った時にあらわれるはずだ』

「嘘だ!」

『嘘か本当か、すぐに分かるさ。どちらかが妖界に帰った時、
玉が残るのだから。じゃあ早速Aにやってもらうか。
残念ながら、俺は妖界への道を開く事が出来ない』


「嫌……スネリともっけを妖界に返したりしない」

「A、解除だ!」

「臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前!」


九字を切った瞬間、カザンがもっけに向かって突進する。

足が自由になった私は、すぐにジャンプして
カザンに向かい呪符を飛ばした。


「厭驚恐鬼符、急急如律令!」


呪符はカザンの前脚に張り付き、そのカザンの動きが止まる。
しかし、私がほっとした時に。


『ふっ!』


タイ兄の息づかいを感じて見ると、
カザンの前脚についたはずの呪符が飛ばされた。

タイ兄が呪文を唱え、解除してしまったのだ。

第5.19話 妖界へ返す事→←第5.17話 操られていた様に。


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作者名:フェイル | 作成日時:2010年12月8日 21時

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