後輩の宇髄くんが生意気すぎる件について。

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『…はぁ、ねんむ。』


昨日というか今日、あんなことがあって
見事なまでの朝帰りをした私。


ひとまず家に帰り、
ゆっくりとお風呂に浸かり昨夜の記憶を
頭の隅へと追いやることには一応成功した。





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そして、今は学内を歩いている。

講義が行われる教室へと到着し、
いつめんである2人を探す。





あ、いたいた。





｢む！遅いぞA！｣

煉獄杏寿郎。通称クソデカボイス男。
どこにいても目立つ赤と金の髪色。
待ち合わせ場所には最適。



｢あらあら、また寝坊ですか？｣

胡蝶しのぶ。通称毒舌女。
逆らおうものなら目で仕留められそう。
口癖は｢とっととくたばれ糞野郎。｣



『おは〜』

なんて言いながら席へ向かう。

しのぶがLI○E見ました？なんて言っている。
あぁ、そういえば全然スマホ見てなかった。
確かバッグの中に…………………？



『……ない。え…、え？』


私の思考回路はショート寸前。
何処だ、なくてはならないもの。
あれがなければ私の生活は原始時代になってしまう(？)



…落ち着け、考えるんだ。
帰ってきてからはたしか触っていない。
バッグには入っていない。

と、言うことは伊黒さんとこのバーか、もしくは…





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