今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:44,534 hit
小｜中｜大
日光 ページ20
ゆっくりと目を開けると
水滴がぽたぽたと顔に落ちてくるのがわかる
『…泣くなよ、男だろ』
「A…っ」
無くなった左腕、見覚えのない眼帯、
きっとどこかの戦いで怪我を負ったんだろう
伸びた身長、伸びた髪、
変わらない金色の耳飾り
『よく、頑張ったね…
天元』
「お前が、生きててくれたから
つーか、子供扱いはやめろって言っただろ
馬鹿A
なぁ、俺の事好き？」
『何馬鹿なこと言ってんの、
「お前なんて大嫌いだ、だろ？」
………………よくわかったね』
見事に重なった声
涙ながらも笑顔を浮かべる天元
「この3年間、ずっとお前のことしか考えてなかったからな」
『…馬鹿だね、天元は
どうしてそこまで私を生かそうと思ったの』
「どうしてそこまでって、そりゃ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やきべん(プロフ) - 【湖の宝石】さん» ありがとうございます！短い間でしたがお付き合い感謝致します！ (2021年4月12日 10時) (
レス) id: e566a07046 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - 完結おめでとうございます！素敵な作品をありがとうございました！ (2021年4月11日 18時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
