65日目 ページ26
次に目を覚ました時は2日後の朝だった
目を覚まして3日
少し体調も良くなったので本部へ向かった
本部には、煉獄さんが居た
『煉獄さん!
出陣ですか?』
「花雲少女か!うむ!
先程胡蝶にも同じことを聞かれた!
向かわせた隊士がやられて一般大衆の犠牲も出始めている。
放ってはおけまい。」
十二鬼月か…………?
「恐らく十二鬼月だろう、
上弦かもな」
『ひぇ……怖い怖い
でも煉獄さんが居るなら大丈夫ですね!
気をつけて!!』
「うむ!不死川に頭突きを食らわせた少年によろしく言ってくれ!」
『炭治郎に……?わかりました!
頑張ってくださいねっ!』
お辞儀をしてその場を離れる
『……天元は本部に来ていないのかな?』
天元に会いに本部に来てみたけど居なかった
少しまだ目眩もするし……戻ろう
…………
……
烈花は見ないし……呼んでみるか?一応隠だしな
『烈花〜、隠の烈花ー』
来るわけないかw
「…………はいっ!」
後ろからガサッと音がして、声が聞こえた
『うっわ、本当に来た』
「……Aかよ」
『おんぶしてよ……私は蝶屋敷に戻りたい……だけど具合が……』
「承知致しましたぁー、……てかこき使うなよ」
私の事をおぶって木々の間を歩く
「あ、そうだ
これ手紙」
『誰から?』
「那田蜘蛛山でお前が殺した女の子の男から」
私の手が止まった
「怖いか?」
『…………へへ、少しね』
「そりゃそうだ…でも俺はあんたはやって良かったと思うっすよ
俺があんたに頼まれて街に行った時
あの人はとても悲しい顔をして、どうして殺したんだって俺の胸ぐらを掴んだ」
私は手紙を取るのをやめて、烈花にしがみつく
「……けど、あんたの名前と
あんたがした事を話したら、泣いて感謝をしてそれを書いたんすよ
見なきゃ可哀想っす、あの人」
それを聞いて私は震える手で手紙を取って読んだ
___花雲様
彼女が亡くなったと聞いた時、私は絶望しました
それも人の手で……
それを伝えに来たのが本人ではなく使者という真実に私は苛立ちを感じ
使者様に無礼を働いてしまったことを
どうかお許し下さい
彼女は柱の皆様が好きでした
特に貴女……華柱様を慕っていました
那田蜘蛛山での事を__________
_______
_________
貴女が、彼女を思い……した事に恨みは1つもありません
全てが感謝とまでは行きませんが、
彼女を助けていただき、ありがとうございました
花を送らせていただきます___
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鬼の子(プロフ) - しおりさん» ありがとうございますっ!趣味で作ってるものなので見栄えはあれですけど……とても嬉しいです! (2019年12月10日 18時) (レス) id: 764cc1638e (このIDを非表示/違反報告)
しおり - グッズ神! (2019年12月10日 17時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)
鬼の子(プロフ) - 心音ユイさん» コメントありがとうございます!うきうきしながら見てくださっているとは……ありがたいです!!自己満グッズなので本物よりは手作り感満載なんですよーw (2019年12月8日 7時) (レス) id: 764cc1638e (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - いつもうきうきしながら見てますー!!というかグッズすげぇ、、、最早売って欲しいレベル、、これからも頑張ってください! (2019年12月8日 2時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
鬼の子(プロフ) - りるれふさん» コメントありがとうございます!今度グッズの作り方等の作品でも作りますねー!嬉しいです!頑張ります! (2019年12月2日 20時) (レス) id: 764cc1638e (このIDを非表示/違反報告)
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