【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 2 (ページ35)

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悲鳴の嵐にご注意を 9 ページ35

なんとか朝食を終えVの様子を見にAとエイトフットとジャックが部屋をたずねた

[コンコン]
『Aです
入ります』
EF｢いや
先に許可を取れよ｣

扉を軽く叩き一言声をかけてすぐに扉を開いたAにエイトフットが首根っこを掴んだが扉はおもいきり開いていてベットに横になっているVとちょうどお粥を持ってきていたらしいスキャターが驚いた顔をしてA達を見ていた

MS｢どっどうしてここに!?｣
MV｢うつるぞー｣
EF｢そんなに弱かねぇよ｣
JH｢マルフィはわかんないけど一応エイトフットの体は大丈夫でしょ
むしろ風邪菌が逃げてくよ～｣
MS｢はい?｣
MV｢まさか………｣
『たこさんに入ってるのがジャック君で
マルフィさんにたこさんが入ってます』

それぞれを指差しながら言ったAの言葉にVとスキャターは頭を抱えた
それを見て首を傾げたAとため息を吐き出したエイトフットとジャックにVが声をかけた

MV｢その……もう知っているかもしれないが
ミッキーも風邪を引いたらしくてねぇ｣
EF｢なんで揃いも揃って同日に風邪ひいてんだよ｣
MS｢そのせいか結構色々な所で同じような事がおきているんです｣
JH｢でもAみたいに女の子は大丈夫みたいだよ?｣
MV｢それも知っている｣
MS｢とりあえず熱は少しずつ引いてきているので明日には良くなっているかもしれません｣
EF｢そう願いたいな
マルフィとジャックがうぜぇから｣
JH｢当たり前だろ
だっておっさんが僕だよ!?
寒気がする!
っていうか首をはねてやりたい｣
MV｢物騒だな君は｣
『とりあえずお大事にって言いに来たんです』

ジャックの最後の一言に青い顔をしたVにAが近付き重ねた手を開くと折り紙で作られた花束が出てきた
すると全員がそれに驚きジャックがAに抱きついた

JH｢なにそれ!?
Aマジック出来たの?
スゴいね!!｣
EF｢いつの間に作ってたんだ?｣
『えへへ
たこさんが食器洗ってる時』
MS｢スゴいです!｣
MV｢ありがとう
なんだかすぐよくなりそうだ｣
『お大事にです
今日は私とアップルさんで朝ごはんのお手伝いしたんですよ
それでお昼と夜ご飯もお手伝いするんです』

Vに頭を撫でられたAは嬉しそうにそして少しだけ自慢気に朝食の話をすると今度はスキャターがAの頭を撫でた
その後あまり長居はするものではないとAはエイトフットとジャックと手を繋いで部屋を出ていった

MS｢お花どうしますか?
棚に飾りますか?｣
MV｢見えるところにたのむよ｣