【ツイステ】可愛いオレの小エビちゃん 4【フロイド】

帰省ラッシュ [夢主side] 4 ページ5

リ｢!!
………突然なんだい､フロイド
なにも知らないくせに､口を挟まないでくれないか
不愉快だ

それにAが苦しそうだろう下ろしてあげたらどうだい｣
ジェ｢そうですよ
ご家庭の事情にむやみに首を突っ込むものではありません｣
フ｢えー?
だってさあ､ジェイド
いつも同じメンツで年越しすんの､つまんないじゃん
今年はAいるけどさあ……
アズールも､金魚ちゃんなら小さいから飼っていいって言うと思うし〜｣
リ｢今､なんとお言いだい?｣

ヘラッと笑ったフロイドに抱え直されてリドルを見下ろす形になったんだけど…
フロイドの言葉にリドルの肩がプルプル震えてる
これ………リドル怒ってるんじゃないかな

リ｢……ハーツラビュルの長たるボクによくもそんな口がきけたものだね
今すぐ首をはねてやる!!｣

ほら怒ってる
顔真っ赤にしてプリプリ怒ってるリドルをトレイとケイトが宥めてケイトが話をそらすために僕たちの方を向いた

ケ｢ええーっと､フロイドくんたちの実家って確か珊瑚の海だよね?
なんで帰らないの?｣
ジェ｢アズールとAと僕たち兄弟の故郷は珊瑚の海の中でも北のほうでして
この時期は海面が流氷で覆われるんです｣
フ｢そーそー
流氷があると帰んの大変なんだよねぇ
あと､帰ってもつまんないし
だから､オレたち3人は氷が溶けた春休みに帰ることにしてんだ
Aは今年からそうすんの｣
『去年の年越しは1人だったから
フロイドたちがいれば僕はどこでもいいよ〜』
フ｢あはっ､オレも〜｣

ト｢へぇ
海の下に実家があるっていうのもいろいろ大変なんだな｣
リ｢フン!
Aはともかく､オクタヴィネルと一緒に年越しだなんて､絶対にごめんだね!
ボクはこれで失礼する
みな､良いホリデーを｣
ト｢………やれやれ､少しいつもの調子に戻ったか?
お前たち､休暇中に羽目を外しすぎるなよ
それじゃあ｣

次々帰ってくみんなを見送ってたらガクンって視界が揺れてフロイドが前屈みになったことに気がついた

フ｢小エビちゃんとアザラシちゃんは､学園に残るの?
だったらオクタヴィネルに遊びに来なよ
遊んであげるからさぁ｣
ジェ｢それはいいアイデアだ
楽しいホリデーになりそうですね
いつでもお待ちしていますよ
では………｣
ジェ&フ｢フフフ………｣

スタスタ鏡の間から出るフロイドの背中越しにみんなに手を振ればちょっとげっそりした顔のみんなが振り替えしてくれた

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