【ツイステ】可愛いオレの小エビちゃん 4【フロイド】

呪縛リリース [フロイドside] 2 ページ34

ア｢いいじゃありませんか
僕は今のジャミルさんのほうが交換が持てますよ｣
ジャ｢なんだ?
ニヤニヤして気持ち悪い｣
ア｢実は僕､1年生の頃からずっとあなたのことが気になっていたんです｣
ジャ｢はぁ………?｣

ア｢ジャミルさんは普段からあまりにも目立たなすぎて―――逆に､浮いた生徒でしたから
あなたは座学の成績も､実技の成績も､これといって優れた成績を残しません
同時に………どの授業でも､絶対にマイナス評価も残さない

全教科で10段階評価の5を"わざと"取り続けていた印象です
そんなこと､自然にあり得るわけがない
ずっとなにかがあるに違いないと思っていましたが……
今回､ユウさんたちから話を聞いてピンときたんです｣
ジェ｢なるほど
アズールだって魔法薬学の成績は学年トップレベルですが
飛行術の成績は下から数えた方が早いですものね｣
グ｢それもちょっと極端なんだゾ｣

ア｢先日ボードゲーム"マンカラ"をご一緒した際
予感は確信に変わりました
ジャミルさんはフロイドの機嫌を損ねない程度に勝敗をコントロールしていた｣
フ｢えー､マジで?
こんなことできんの?｣
ア｢わざと負け過ぎても手抜きに気付かれますし､僕のように勝ち過ぎても相手を不機嫌にさせてしまう
ちょうどいい塩梅で､相手を勝たせていい気分にさせる
そんなこと､並の技術と精神力で出来ることじゃありません｣
グ｢アズールは手加減ナシにオレ様をボコボコにしてたけどな!｣

ア｢僕の予感は正しかった
ジャミルさんの本来の能力は実に素晴らしいものです!｣
カ｢だろ?だろ?
やっぱジャミルはすごいヤツなんだよ!｣

アズールの言葉に嬉しそうに胸を張ったラッコちゃんを無視してアズールがウミヘビくんにニコニコ胡散臭い笑顔を向けてる

ア｢ジャミルさんはカリムさんより､僕のようなタイプと気が合うと思いますよ
どうです?
これを機にオクタヴィネルに転寮して僕と手を組んで一旗あげてみませんか?｣
ジャ｢絶対にお断りだ
大体なんなんだ､お前は
いきなり出てきてべらべらと…………胡散臭いんだよ!
今後もお前とは永遠に友人になんかなりたくないね､アズール｣
ジェ｢おや､言われてしまいましたねぇ｣
ア｢フフフ………かまいませんよ
今回は僕の秘密コレクションに新たな真実が1つ追加されたことで良しとしましょう｣
フ｢別名･他人の弱点コレクションね｣

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