【ツイステ】可愛いオレの小エビちゃんハッピービーンズデー&番外編集【フロイド】 (ページ10)

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敵襲来 [ジェイドside] ページ10

『誰か…来てる』
ジェ｢ん………?
購買の外から足音?｣
イ｢はわわわっ!
また誰かが拙者の隠れ家に近付いてくる……!｣
ジェ｢この忙しない歩き方は……聞き覚えがありますね｣

Aもこの足音の主が誰なのか気がついたようですねとても焦った顔をしている…

ジェ｢相手は怪物チーム所属です
しかもかなり厄介な……どこかに身を隠さなければ｣
イ｢せせ拙者も……!｣
ジェ｢見つからなさそうな場所は……｣

ここなら僕もAも隠れられますね
ついでに罠も張っておきましょうか

ジェ｢サムさん､"ここ"をお借りしてよろしいですか?｣
サ｢!
いいけど､そんなところに隠れて大丈夫かい?｣
ジェ｢ええ､"僕たちなら"大丈夫です｣
サ｢Hmm………面白いことを考える小鬼ちゃんだ!
OK､自由に使ってくれ
じゃあ､俺は店の奥に行ってシューターを取ってくるよ｣

サムさんを見送りAの上着と僕の上着を使い簡易的な罠を作りAに手招きする

『よっいしょ』
ジェ｢フフフ
"ここ"なら相手の裏をかけるでしょう
では少々窮屈ですが､扉を閉めて……っと
A苦しくないですか?｣
『大丈夫だよー
ついでにぎゅってする～』

……………なんですこの天使は

Aの行動に頭を抱えれば購買の扉が強く開かれる音がした

ア｢出てきなさい､ジェイド!
いるのはわかっていますよ!｣

やっぱり
さっき聞こえた高らかな足音はアズールのものでしたか
今回､アズールは敵の怪物チーム
返事をするわけにはいきません
身を隠したまま息をひそめてやりすごしましょう

ジャ｢おい､アズール先輩
あんた､なんでここにジェイド先輩がいると思うんだ?｣
ア｢大会中､この購買ではスミスさん……もといイデアさんが作った特別なアイテムを買えるんです
去年農民チームだった僕は､イデアさんの強力なビーンズシューターにお世話になった
その事をジェイドに話したんです
彼なら絶対同じものを手に入れようとするはず……!｣

さすが､僕のことをよくわかっている
手の内を知る相手が的に回ると厄介ですねぇ
しかもジャックくんと一緒ですか……

背中に回っているAの腕に少し力が入ったのを感じ､安心するようゆっくり頭を撫でる

もしAが怪物チームで今と同じ状況だったら出て行ってしまっていたかもしれないですね

ア｢ジャックさん､カウンター奥の机にガイコツのレプリカがあるでしょう
その口を開けてください
ジャ｢ガイコツの口を開ける………こうか?｣

その場所は……