【ツイステ】可愛いオレの小エビちゃんハッピービーンズデー&番外編集【フロイド】 (ページ15)

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転換ジェンダー(番外編) [エースside] 2 ページ15

教室の入り口からフロイド先輩たちが居なくなったのを確認してデュースを睨めばグリムの頭を撫でてたAに上から頭をわし掴みされた
手デカッ!

エ｢生きた心地がしなかった……
ってかデュースお前なあ!
てきとーな事言うなよ!｣
デュ｢し……仕方ないだろ!｣
『こら
喧嘩しない』

いつもより低い声と高い視線それから袖の余ってない制服に違和感しか感じない

デュ｢まさか性転換の魔法薬が間違えてできるなんて……｣
エ｢声変え薬作ってたハズなのにな……｣
『僕のは成功してたのに……』
エ｢そればっかりは反論できねぇ……｣

今日の魔法薬学で作った声変え薬はかなり難しくてその日の気温とか湿度で失敗するらしくて殆どの生徒が失敗して鍋を焦がしたりまったく別のもんができたりしてた

Aとデュースのペアはまぁ……Aがいる時点で成功するんだよねー
オレと監督生とグリムのペアは一応Aたちの作った魔法薬と同じような色だったから成功したと思ってた
提出する時にグリムが調子にのって前を見てなかったせいでこけてオレたちの作った魔法薬がAにぶっかかって
………こうなったわけだけど

『元に戻るまでどうしよう……』
エ｢一応自分の部屋はあるんだよな?｣
『あるけど……』
グ｢なら部屋に閉じこもってカギかけちまえばいいんだゾ!｣
『アズールがスペアキー持ってるんだよねぇ』
エ｢あー……｣
デュ｢ならどこかに泊まるとか｣
エ｢お前死者出したいのか!?｣
グ｢半殺しじゃすまなそうなんだゾ｣

とりあえず後で考える事にして昼飯を食べるために大食堂に来たんだけど……

えー……なにあの空間

グ｢どう見ても怒ってるんだゾ!｣
エ｢オレたち後で絞められるかもな｣

たくさんの生徒で賑わう大食堂の一ヵ所だけみんな席を離して座ってる
その真ん中にはどう見てもイライラしてそうなフロイド先輩たちがいて背筋が寒くなった

デュ｢見つからないように…｣
フ｢あ～!
カニちゃんたちだぁ｣
グ｢ヒッ!!｣
エ｢もう見つかったんだけど｣

大股で近づいてくる笑顔の先輩に固まって動けずにいれば大きな手に頭を捕まれた
デジャヴ!!

フ｢オレたちと一緒にごはん食べよ?｣
グ｢あばばばば………｣
エ｢手……離して欲しいなぁ……なんて｣
ジェ｢僕たちと"お話"してくださるのならすぐに離しますよ｣
デュ｢拒否権がない…!｣

気がつけばオレたちの後ろに立っていたジェイド先輩がAの肩に手を置いてた
目が笑ってねー!!!!