呼び方(番外編) [アズールside] ページ37
今日はいつも以上にフロイドの機嫌が悪い
……ジェイドも少しピリピリしていますね
フ｢オレ次の授業サボる｣
ジェ｢………僕も少し気分がのりませんね｣
ア｢何があったのかは後で聞きますから授業にはちゃんと出なさい｣
フ｢えー｣
ア｢次の授業に出なかった場合
今晩Aは僕の部屋に泊めますからね｣
フ｢あ"?｣
心底面倒くさそうに眉間にシワを寄せたフロイドの横を通りすぎようとしたら思い切り腕を掴まれた
………顔が怖いですよ
ちょ………腕っ………折れる!!!!
目を見開いてギリギリと僕の腕を掴んでいる手に力を入れていくフロイドから逃げようと足に力を入れた時突然フロイドの手が離され体が後ろに倒れる
このままでは転ぶ!
異様な浮遊感に体が思うように動かない
せめて受け身を……そう思った時何か柔らかい感覚の後地面に倒れる音がした
あれ………痛くない
『痛たたた………』
ア｢A!!
だ……大丈夫ですか!?
どこか怪我は……｣
僕の事を支えようとしてそのまま倒れたのか恥ずかしそうに笑うAの口から出た言葉に僕はビシリと固まった
『だいじょーぶ?
……あー……じゃなくて…
大丈夫ですか?
アズール先輩』
ア｢は……?｣
言い直した事から意識していつもと違う話し方をしているんでしょうが………違和感が……というか…………なんだか他人行儀で気持ち悪い
フ｢ねー､A｣
『……なんですか?
フロイド先輩』
フ｢チッ｣
ア｢ジェイド……どういうことですか?｣
ジェ｢僕にも分かりませんよ｣
ア｢なんでちょっとキレてるんですか｣
『あ!
もうチャイムなっちゃう!!
バイバ…イ……じゃなくて
えーっと……あー!!!!
何て言うか分かんない!
とりあえずバイバイ!』
バタバタと走っていくAに動けずにいると丁度目の前の曲がり角から来たリドルさんが声を張り上げた
リ｢A!廊下は走るな!｣
『ごめんなさい!
リドル先輩!!』
リ｢……は?｣
ト｢今…A…先輩って言ったよな｣
リ｢な……何か変なものでも食べたんじゃ……｣
ア｢うちのAをその辺の猫と一緒にしないでください｣
珍獣でも見たかのような表情のリドルさんは原因は知らなさそうですね……となると……他に礼儀作法にうるさいのは……
ヴィ｢ちょっと､廊下で広がって立ち止まってたら通れないじゃない｣
ア｢ヴィルさん………あの……
今日､Aとお話したりしましたか?｣
ヴィ｢Aと?
してないけど
あぁ､でも､クルーウェルとは話してたわね｣
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つばさ(プロフ) - コロラドさんさん» お久しぶりです! おかげさまでゆっくりですが第3章に近づいてます!どんな風にニヤニヤさせるか全力で考えていますので是非楽しみにしてください!頑張ります!!! (2020年4月27日 7時) (
レス) id: 7490244828 (このIDを非表示/違反報告)
コロラドさん - 作者さんお久しぶりです! 毎日楽しく読ませてもらってます^∀^ あと少しで続編ですね! 作者さんが書くオクタ編すごく楽しみです!! 更新頑張ってください、応援してます!! (2020年4月26日 21時) (レス) id: afd7c45b6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 面白い続きが気になる (2020年4月19日 18時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - え、可愛い(*´ч`*) (2020年4月16日 10時) (レス) id: a9a58cba1a (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます! (2020年4月12日 11時) (レス) id: af11faabe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2020年4月8日 23時
