熱(番外編) [フロイドside] 4 ページ27
名前を呼んでほっぺをムニムニすればAはゆっくり目を開けた
『……フロイド……ジェイド』
フ｢おはよぉ〜｣
ジェ｢おはようございます｣
ト｢お粥ができたんだが食べれるか?｣
『……いらない』
ジャ｢食べないと治らないぞ｣
『……やだ』
リ｢治らないとずっと苦しいしなにより授業に出られないよ｣
『………やだぁ』
金魚ちゃんがAのおでこをつついたらやだやだって泣いちゃって金魚ちゃんはビクって肩を震わせた
リ｢な……ちょっ…泣くな!｣
ジェ｢大丈夫ですよ｣
ア｢これは授業に出れないのがいやだって事です｣
リ｢そ……そうか｣
ト｢それならちゃんと治さないとな
きっとエースたちも心配してるぞ｣
ジャ｢フロイドたちもな｣
『……ん』
チラッってこっちを見たAが頷くとジェイドが皿とスプーンを受け取った
……なにこの白いドロドロ…熱そう
ト｢簡単に言えばめちゃくちゃ柔らかい米だな｣
ジャ｢ちゃんと冷ますんだぞ｣
ウミヘビくんの言葉にジェイドがスプーンに乗った白いドロドロを冷ましてからAの口に持ってった
ジェ｢A｣
『…??
味ない』
ト｢味が無いんじゃなくて風邪をひいてて味が分からないんだ
全部食べなくても良いからな｣
ちょっとずつ食べてるAにオレもあーんってしたくなって手を出せばジェイドにスプーンを渡された
フ｢A
あ〜ん｣
『あ……』
フ｢美味しい?｣
『わかんない』
その後ちょっとしか食べてないのにAがもういらないって言ったから風邪薬飲ませてベッドに一緒に横になった
さっきより苦しく無さそうで安心したらオレも寝ちゃってた
毛布が剥ぎ取られて目が覚める
ジェ｢フロイド､A
朝ですよ｣
フ｢え〜
サボろーよー｣
昨日は一日中一緒にいて夜寝る頃にはAはある程度元気になってた
毛布が無くなったからオレに抱きついてきたAの首を触れば全然熱くなくてちょっとホッとした
ジェ｢ほら
起きなさい｣
フ｢もーちょっと｣
『んぅ……』
ジェ｢A
学校行かないんですか?｣
『……いく』
Aが目を擦りながらゆっくり起きたからめんどいけどオレも起き上がる
おでこをあわせてもう一回熱が無いのを確認してAをぎゅって抱きしめればAもぎゅーってしてくれる
フ｢あはっ
ジェイドもぎゅーってしよーよ〜｣
ジェ｢仕方がないですね｣
『んふふ……』
オレAのぎゅー好きだなぁって笑えば2人も笑った
『僕も好き〜』
ジェ｢僕もです｣
END
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つばさ(プロフ) - コロラドさんさん» お久しぶりです! おかげさまでゆっくりですが第3章に近づいてます!どんな風にニヤニヤさせるか全力で考えていますので是非楽しみにしてください!頑張ります!!! (2020年4月27日 7時) (
レス) id: 7490244828 (このIDを非表示/違反報告)
コロラドさん - 作者さんお久しぶりです! 毎日楽しく読ませてもらってます^∀^ あと少しで続編ですね! 作者さんが書くオクタ編すごく楽しみです!! 更新頑張ってください、応援してます!! (2020年4月26日 21時) (レス) id: afd7c45b6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 面白い続きが気になる (2020年4月19日 18時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - え、可愛い(*´ч`*) (2020年4月16日 10時) (レス) id: a9a58cba1a (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます! (2020年4月12日 11時) (レス) id: af11faabe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2020年4月8日 23時
