泣いちゃダメ。【呪術廻戦】【狗巻棘】

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Aside

「僕は五条悟だよ。ま、気軽にグッドルッキングガイって呼んでくれればいいからさ」

「グッドルッキングガイのどこが気軽なんですか」

「で、こっちが呪言師の狗巻棘！語彙おにぎりの具に絞ってるから」
「こんぶ」

狗巻棘と呼ばれた人が手を上げる。

んん？いぬまきとげ？
聞いたことあるな…

マッシュに呪言に棘……

___泣いちゃ、ダメだよ。

「あああああああ！棘くん！」
「しゃけ？！」
「昔隣にいた棘くんだよね？！私！覚えてない？！遊間A！」

私が名乗ると大きく目を見開いた。

「しゃけ！高菜、おかかおかかおかかおかか！」

確か否定の意味のおかかを口にしたあと、頭めり込むよ？ってくらい土下座をした棘くん。

「あ、もしかして呪いのこと？」
「しゃけしゃけしゃけしゃけしゃけしゃけしゃけ」
「……壊れた」
「Aの呪いは大丈夫でしょ。時間経ってるからかなり薄まってるしね」

取り敢えず棘くんの頭を上げさせてから再び自己紹介する。

「遊間Aです。棘くん久しぶり」

『狗巻棘です。A、大きくなったね』

「五条悟でーす！気軽にGLGって呼んでねー」

「何で入ってくるんですか。感動の再会してるのに」

「しゃけ」

「えぇーひどーい！仮にも先生だよ？」

「え"っ」

身体をくねらせた五条………先生。
ホントに大丈夫なのか？

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