泣いちゃダメ。【呪術廻戦】【狗巻棘】

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Noside




「パンダせんぱぁぁあい……一緒に寝ましょぉよぉおお」

ドラマが終わってから、パンダのひっつき虫になったA＿＿


「しゃげぇえぇ」

with狗巻

「引っ付くな引っ付くな。棘も離れろー」
「おかかぁ！ツナツナツナ！高菜ツナ！」
「何も居ねぇよ」
「ふかふかぁ……」

ふかふかパンダの毛で眠気が誘われるA。
ちなみに岩手にいた頃は、1日8時間睡眠を徹底した健康生活を送っていた。


「オイA寝んじゃねぇ。パンダ臭がつくぞ」
「パンダ臭……」

パンダ臭とは、と長考し出した伏黒。
彼は疲れている。

「いいい虎杖！そこの廊下！何もいないわよね？！」
「お、おう！」
「変な鏡とかも無いわよね！？」
「お、おう！」

曲がり角を曲がれなくなった野薔薇と虎杖。
学校での不思議体験がドラマで話され、精神的にめちゃくちゃ怖かったらしい。


高専は和風の内装になっている為、物の怪や何やらが出てきそうな雰囲気だ。

＿＿実際彼らが祓うのは呪霊なのだけれど＿＿


「1人で寝るのが怖いならよ、棘と一緒に寝りゃあ良いじゃねぇか」
「それもそうね。怖がり者同士だし」

立ち直った野薔薇。

「おっおかか！高菜！」
「誰が怖がり者ですか！」

ふかふかから意識を引き戻され、"怖がり"を全否定。
しかし、その手はしっかりとパンダの腕を掴んでいる。

「矛盾してんぞ」
「つーか、今Aと棘で違うこと否定しなかったか？」
「確かにな」
「なになに？なんて言ったの？」

立ち直った虎杖。

「そうか、まだ言葉分かんねぇんだったな」
「俺らの特権だ。知りたかったら早く覚えろ」
「ケチー！」






−−−−





＿＿＿一緒に寝るとかダメ！大丈夫じゃない！

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