透明、鮮明、独り言【銀魂】

着せ替え ページ23

すっかり辺りは暗くなり、星も綺麗に見える頃。


万事屋に帰らぬ人間が一人。



「あの腐れ天パが…」


「どうせまたキャバクラかパチンコに決まってるアル。」


「ダメ人間はどうしようも無いですよ。」


「「「ハァ…」」」


重なる三人の溜め息。


時刻は午後8:00を回ったところだ。



「Aってチャイナ服似合いそうアルな。」


「え、何その急な、着せ替えフラグ」


「フラグじゃ無いアル。現実アル。」


「ぼ…僕もう帰ります…！」



女の子同士の着せ替えを見るのもアレなんで、と足早に出て行った。



「これで思う存分デキるアルな。」



何故”デキ”るなのかは置いといて、早速、着せ替えが始まる。



「早く服脱げヨ。」



と、半ば強制的に服を剥がされる。



「…何アルか…コレ。」



コレだから服はあまり脱ぎたく無いんだ。

神楽が見ているのは全身の痣



…ではなく胸の方だった。



「どうしてこんなにデカイアルか…？」

「普段何してるネ！答えるヨロシ！」



と、胸をつつき出した。



「ちょっ…止めて…くすぐったいよ…」



と言っても止めない神楽。



すると、玄関から聞き覚えのある声がした。

変態という名の天パ→←宵の明星

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