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オッサン ページ13

「おーい。お嬢ちゃん。大丈夫かい?」

「…!あ、はい、すいません。」



先程の思い出に浸っていると、かなりの時間が過ぎていた様だ。
促されてまた、清掃に戻る。



「いやー。良い働きっぷりだねぇ。」

「あはは…有り難うございます。」

「うちの会社に欲しい位だよ。」



何なんだこのオッサン。さっきからずっと私に付いて回ってる。しかも、話かけてくる。正直、邪魔だ。



「それにしてもお嬢ちゃん。良い体してんねぇ。」

「…有り難うございます。」



服越しだが、私の体を見る目付きは完全に変態の目付きだ。身体中をなめ回す様にじっくり見ている。


私はそのちょっとの危険性を無視して仕事に励んでいた。しかし、無視した結果危ない目に会うことをまだ知らなかった。



「お嬢ちゃん。ちょっとこっち来てくれるかな?」

「…?はい。何でしょうか?」

「おじさんさぁ、お金をいっぱい持ってんの。」

「だからね?おじさんにその体、見せてくれないかい?」

「…お断り致します。」



誰がこんな変態に見せるか。モブキャラの変態に見せる体なんぞありゃしない。



「ちょっとだけだからさぁ?ねぇ。」

「生憎、私は万事屋の従業員なので。社長の許可無しには出来ません。」



クッソ、殴りたい。この変態オヤジを殴りたい。でも、今月の家賃その他諸々があるし…一番に銀さんや神楽、新八に迷惑を掛ける様な事は出来ない。



「良いじゃないかぁ。」



と言ってグッと私の右手首をつかんで自分へ引き寄せた。

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ミンティア - おかげさまで三千hit達成しました。ありがとうございます。 (2017年5月20日 23時) (レス) id: bb20e7ebdc (このIDを非表示/違反報告)
ミンティア - この度、一巻完結となりました。二巻目もどうぞ宜しくお願い致します。 (2017年4月24日 18時) (レス) id: bb20e7ebdc (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - ありがとうございます!私も影ながら応援してます^^ (2017年4月14日 12時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
ミンティア - ピピコさん» うおっ!?ピピコさん!?何か…私のこと応援して下さりありがとうございます!私もピピコさんの事応援してます! (2017年4月12日 17時) (レス) id: c9cc7bf7ae (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - コメント失礼します!こちらの作品、コッソリと読ませて頂いてます!続きも楽しみにしてます!頑張ってください!! (2017年4月12日 12時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンティア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mintixia/  
作成日時:2017年4月4日 20時

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