チャリア…5 ページ8
「お前の性別が校内にしれわたった…」
その言葉は私をどん底に突き落とした
「え、嘘でしょ…」
「本当だ…そんな嘘言わないのだよ…」
「ごめん…」
「その毎月のヒートを治めるためにもAは番を見つけなければならないのだよ」
『番』その言葉が私の脳内を駆け巡る
私は…高尾以外の番は嫌…元々私はαが嫌い…
というか、私はβだよね?
いきなりΩになるなんて…………
不安が私を飲み込んだ
「私は…αが嫌いなの…嫌なの…あんな社会的地位が高いなんて…皆平等なのに…!」
目から涙が落ちる、大粒だ
「なら、何故お前は…αが好きなんだ?」
「…」
高尾は黙って私を見た。
「それは…その人はαだからって…人を軽蔑したりしないから…」
本心だ、本当に高尾は…αの中のαだ。
すると高尾は口を開いた。
「Aちゃんも知ってる通り俺はαだ。
でも、俺はAちゃんの番にはなれない」
「!?高尾!?」
悲しかった私が唯一αで好きな人に…悲しいや
「うん…大丈夫だよ…ごめんね」
私は力を振り絞りその場を走り去った
目に涙をためながら
――――次回は高尾sideです。
ラッキーアイテム
革ベルト
33人がお気に入り
「黒子のバスケ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まひろ@森山厨(プロフ) - 新章突入です!注意点はちょっとシリアス系になりますー!よろしくお願いします (2015年9月6日 12時) (レス) id: 7dc703bd1a (このIDを非表示/違反報告)
まひろ@森山厨(プロフ) - 瀬戸口 修乃さん» それはたくましいです(・∀・) (2015年5月18日 7時) (レス) id: 7dc703bd1a (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸口 修乃 - 大丈夫です!私何て時間が無くても無理矢理作り出しますから!!(`v´) (2015年2月18日 0時) (レス) id: 72d8857e9e (このIDを非表示/違反報告)
まひろ@森山厨(プロフ) - 瀬戸口 修乃さん» 最近忙しくて…スミマセン!ありがとうございます(*´∀`)♪ (2015年2月11日 13時) (レス) id: 7dc703bd1a (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸口 修乃 - 最近、自由がない。(泣)更新頑張って! (2015年2月11日 1時) (レス) id: 72d8857e9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ