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莉犬side
考査でクラス順位が3位以内だったら告白するって決めてた
相手は一個上の先輩。
この半年ずっと先輩を追ってきたんだ
先輩はこの学校で一番頭の良いクラスである特進コースに通っている
偏差値60超えをする化け物の集まりだ
特進コースの人とは校舎が違ってたまにしか合うことがない
入学して間もない頃学校探検をしていたら特進コースのいる校舎に迷い込んでいた
り「るるるぅちゃん!!!ここどこ(;;)」
大親友のるぅちゃんに聞くが彼も初めて来たところだから分かるはずもなく
お互いにパニック状態
そんな俺たちに声をかけてくれたのが
そう
大好きなA先輩である
『君たち大丈夫?』
る「僕達迷っちゃったんです」
『ネクタイの色見る限り1年生かな?』
この学校広いもんね〜なんて言いながら
俺たちの教室まで案内してくれた
り「俺たちの教室こんなに遠いのに案内してくれてありがとうございます…」
『いいえ!また迷ったらいつでも頼ってね』
と優しく微笑んで帰っていった
その日から先輩を見つけるたび目で追うようになっていて
いつの間にか好きになってた
___
だからクラス順位が3位以内になったら
先輩みたいに頭良くなくても少しは近づけるかなって思ったんだ
今日クラス順位が発表された
結果は2位だった
り「よし、これで先輩に告白できる」
る「お、莉犬なかなかやりますね」
る「頑張ってくださいね!」
そうるぅとくんは送り出してくれた
先輩が屋上でご飯食べてるのを知っているからまっすぐ屋上へ向かった
校舎は連絡通路だけで繋がっているのが普通だが
なぜかこの学校は屋上が連結されているのだ
とてもラッキー
階段を登りきり、少しドアを開けて確認する
り「先輩、いる、」
心拍数が上がっていくのがわかる
胸に手を当てておちつかせ
ドアをバンっと開けて
り「せんぱーい!!!!」
と呼んだ
その後のやり取りはあんまり記憶になくて
り「突然ですが先輩。俺と付き合ってくれませんか!」
といつの間にか告白していた
でも先輩は即答で
『ごめんなさい』
やっぱ駄目だったかぁ
やばい泣きそう、
涙をこらえて
り「俺、本気なんで!!!俺のことたくさん知ってください!だから好きになってもらえるまでいっぱいアタックします!!!!」
といった
『お好きにどうぞ。頑張ってね』
とりあえず先輩に許可は取った
毎日頑張って好きになってもらうんだ
.
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ゥヮキ(プロフ) - すうさん» ありがとうございます( ; ; )他の作品が落ち着いたら更新再開しようと思うので気長に待っててください🙏🏻 (2021年11月3日 11時) (レス) id: 74040b41e6 (このIDを非表示/違反報告)
すう(プロフ) - めっちゃこれ好き笑笑続き楽しみにしてます! (2021年11月3日 10時) (レス) @page6 id: b9e97c20dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゥヮキ | 作成日時:2021年9月23日 13時