ある日現れたのは王子様でした。 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:737 hit

１　桜華side ページ3

？「なら助けてあげるわ」

突然、すっごい綺麗な人が来た。

黒「な、何なのよあんた⁉︎」

？「あたしは政府に"無理矢理"此処に連れてこられた見習いよ」

無理矢理の所を強調するなぁ…

あ！そうだ、それより

『乱！こっちおいで‼︎』

乱「あ！うんｯ‼︎」

そう言って乱を僕の後ろに隠す。

黒「あ！乱、出てきなさいよ⁉︎」

『乱、行かないで良いからね…？』

乱「……。」ｼﾞｭｯ

弱々しくでも何処か強く、僕の事を掴んでる。
でも凄い震えてる…

見習い「えーと、ねェ！そこの君！」

『え、あ、ぼ、僕ですか？』

見「ええ、此奴って切っても良いのかしら？」

『……良いですよ。』

見「そ、なら切るわ」

黒「なっ⁉︎ちょっとあんたそれ、離しなさいよ⁉︎私の事切ったらパパに言いつけるんだからねぇ⁉︎」

見「あっそ、勝手に言いつけなさいよ。あの世でね」

黒「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」

『し、死んだ…の…？』

見「……えぇ。」

あんなに、いくつもの刀を折って。いくつもの刀に暴力を振るったり。性的な…あれをしたり。したのに

死に様は凄い呆気なく逝ったな…

見「ｯて、君重症じゃん⁉︎今すぐ手入れを…」

"手入れ"と言う単語に乱が反応した。

乱「桜華兄にそれ以上、近づくなｯｯ‼︎‼︎」殺気