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あなたsaid
起きると目の前にたくましい胸筋。
そっと指を滑らせる。
ジ「なに、朝から誘ってんの?」
「起きてたの?」
ジ「久しぶりじゃん、朝ゆっくり出来るの」
「今日は撮影ないの?」
ジ「撮影行ってほしい?」
「…行かないで欲しい」
背中に回る腕もたくましい。
この暖かい腕が大好きだった。
「ジローはなんであたしを好きでいてくれるの?」
ジ「どうしたのいきなり」
「聞いたことないじゃん」
ジ「お前は自立してるじゃん。甘えてこないし、全部1人出来るだろ?でもほんとたまに出るデレとのギャップにやられた」
「なにそれ」
ジ「もっと甘えてきていいからな」
あまりにも優しい顔で言うもんだから、たまらず抱きしめた。
ジ「いいね」
大きな手がゆっくりを頭を撫でる。
「アメリカ帰っちゃうの?」
ジ「連れていきたいけどな」
「行かないってば」
ジ「無理には連れてかないから。たまには遊びに来いよ?」
「うん」
ジ「毎回そう言って俺が耐えらんなくて日本帰るんだけどな」
「あたしもちょうど寂しい時にジローが帰ってきてくれる」
ゆっくりとジローに上を向かされる。
そしてキスをした。
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りぃ(プロフ) - 彩豆さん» お願いします!まさかご本人様からとは。。。嬉しいです^_^ (2017年8月21日 1時) (レス) id: 8276d1ec6c (このIDを非表示/違反報告)
彩豆(プロフ) - かたつむりんさん» ご指摘ありがとうございます。でも敢えてsaidにしているのでご了承頂けると嬉しいです。 (2017年8月20日 11時) (レス) id: 567e72b905 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむりん(プロフ) - すっごい面白いです!ドキドキします。あと、〇〇サイドってsaidではなくsideだと思います。 (2017年8月19日 21時) (レス) id: f35d15b5f6 (このIDを非表示/違反報告)
彩豆(プロフ) - りぃさん» 本気にありがとうございます!これからも宜しくお願いします! (2017年8月12日 22時) (レス) id: 567e72b905 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 彩豆さん!このお話すごく面白いです!ヒカルさんの小説はだいぶ読んでいるつもりですが、、、もう、キュンキュンするしハラハラするしで。。。応援しています! (2017年8月12日 21時) (レス) id: 8276d1ec6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬 | 作成日時:2017年8月10日 17時