( 火曜日 ) ページ44
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Tuesday.
火曜日。
現在午後１２時半。
カランコロン
可愛いベルの音と共に、扉を開ける。
草間「いらっしゃい」
店員「あ！Aさん、いらっしゃいませ！」
カウンターから草間さんが目線だけ上げて。
忙しそうに動き回るまるちゃんさんが、笑顔を向けてくれる。
ランチタイムで賑わう店内に、いろんな美味しそうな匂いが漂う。
やっぱりここ、好きだなぁ。
案内されたカウンター席に腰を下ろすと、忙しそうな草間さんが寄ってきて。
小声で顔を寄せる。
草間「ごめん、今日忙しくて。全然構ってやれへんけど、飯食って待ってて」
私「はーい」
メニュー表を渡され、前来た時に目を付けていたロコモコ丼を頼む。
しばらくして運ばれてきたロコモコ丼。
もちろん最高に美味しくて。
美味しいご飯を堪能し、幸せな時間を過ごした。
草間「ごめんな、結局バタバタやったわ」
ランチタイムを終えるまで、ずっと忙しそうだった二人。
外の看板を閉まって来たまるちゃんさんも、心なしか静かに見える。
私「大繁盛ですね」
店員「そうなんですよ〜。雑誌に紹介されてから、ちょいちょい、忙しい日が多くて。まぁ、店長の作る料理、激うまやからいずれこうなるとは思ってたんスけど〜」
うん、静かに見えたのは気のせいみたい。
マシンガントークを受けていると、草間さんが戻って来て、早く帰れと急かす。
店員「知ってます？店長、Aさんの為に火曜日、ランチだけにしてるんですよ」
私「え？」
草間「もー、まるちゃん、早よ帰って！」
最後ににやにやと報告して来たかと思えば、「お疲れ様です！」と元気よく帰って行った。
私「そうなんですか？」
草間「…そうやけど、何か文句あります！？」
何故か逆ギレの草間さんに、思わず笑みが溢れる。
私「ううん、嬉しいなって」
草間「…そ」
頬が緩みっぱなしの私を見て、草間さんも諦めたように笑った。
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うさみ(プロフ) - マリアさん» マリアさんありがとうございます（ ; ; ）とても嬉しいお言葉、励みになります〜！！引き続き６人には作者の好き勝手やらせてもらいますが、よろしくお願いします！ (10月4日 23時) (
レス) id: 62ca17c9eb (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 初コメです！お話とても楽しみに拝読しております。更新が来るたびに飛んでくるくらいです。6人ともカッコよすぎて選べませんね…(笑)ドキズ推しなのですが今日の水曜の方、惚れてしまいそうです。この話に出会えて本当によかったです。フラグの件、畏まりました！ (10月4日 21時) (レス) @page50 id: 9bcf79dd74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさみ
| 作成日時：2023年9月24日 20時
