( 日曜日 ) ページ37
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私「…本当に一人暮らしですよね？」
正門「ん？何で？」
正門さんの家は、とても綺麗に整頓されていて。
というか、物が少ない。
少ないけど、お洒落というか。
私「男の人の一人暮らしの家って、もっと散らかってるもんだと」
正門「え〜、頑張って片付けたんよ。Aが来るから」
そういうもんか。
でも少なくとも、私の家よりかは綺麗だよ。
正門「それとも、他の一人暮らしの男の家、見たん？」
私「いえ、私の偏見でした」
正門「…そっか。あ、洗面所そっちやで」
手を洗う為に案内された洗面所。
水回りが綺麗なのはもう…
いや、ただの几帳面か？
リビングに戻ると、正門さんはキッチンに立っていた。
正門「今ご飯あっためとるから、座ってて」
私「えっ、作ってくれたんですか？」
正門「うん。迎えに行く前に作ってた」
何だか良い匂いがしてくる。
私「何かお手伝いします」
正門「そお？じゃあ、コップ出しとって」
私「コップ…」
正門「あ…ごめん。そっちの上の棚」
こうやって正門さんのお家にきて。
ご飯をご馳走になるのは、初めてじゃないんだろうな。
言われた通りコップを並べて、静かに席に着いた。
私「えー！美味しそう！」
目の前に並ぶ炒飯と餃子。
正門「男飯やけどな。味は保証する」
私「いただきます。…美味しい！」
正門「そりゃよかった」
そう言って微笑む正門さん。
あ、でも。そう言って目を大きくすると。
正門「昼からこんなにんにくやらネギやら入れとったら、良い雰囲気でキス出来ひんな」
私「ッ、ゴホゴホ」
危うく噴き出す所でしたが。
「大丈夫？」って水を勧めてくれるけど、犯人貴方です。
正門「まあでも、二人して同じ臭いさせとるし、気にならへんか」
勝手に納得してるけど何言ってんねん。
正門さん、マイペースだな。
とりあえず目の前の美味しい食事を楽しむ事にした。
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うさみ(プロフ) - マリアさん» マリアさんありがとうございます（ ; ; ）とても嬉しいお言葉、励みになります〜！！引き続き６人には作者の好き勝手やらせてもらいますが、よろしくお願いします！ (10月4日 23時) (
レス) id: 62ca17c9eb (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 初コメです！お話とても楽しみに拝読しております。更新が来るたびに飛んでくるくらいです。6人ともカッコよすぎて選べませんね…(笑)ドキズ推しなのですが今日の水曜の方、惚れてしまいそうです。この話に出会えて本当によかったです。フラグの件、畏まりました！ (10月4日 21時) (レス) @page50 id: 9bcf79dd74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさみ
| 作成日時：2023年9月24日 20時
