( 金曜日 ) ページ27
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大興奮のイルカショー後。
トイレから戻って来ると。
二人組の女の子と話すこじけんさん。
しばらく観察してると、女の子二人組は去って行った。
私「良かったんですか、断っちゃって」
小島「うわ、ちょ、背後から来んといてや…寿命縮まったって…」
背後に回り込み、ボソッと話しかけると、びくりと肩を跳ねさせるこじけんさん。
私の姿を見ると、ホッとしたように髪をくしゃりとさせた。
小島「てか見てたん」
私「邪魔しちゃ悪いかなって」
小島「邪魔も何も…何もないよ？」
それは見てたから分かるよ。
声は聞こえなかったけど、きっと連絡先を聞かれて、断ってたんだろうなって。
…所謂逆ナンだ。
断り方も慣れてるようだったし、めずらしい事じゃないんだろうなー。
小島「えっ、やきもち？」
私「え？違います。可愛い子だったから勿体無いなって」
小島「…せやね。じゃあもう一回俺から連絡先聞きに行ってこよ…」
私「嘘嘘嘘嘘！ごめんなさい！やきもちですぅ！」
スマホを取り出し、さっきの二人が消えた方に行こうとする彼の腕を掴み止める。
彼はそんな私を見て笑って。
くそぅ、完全に確信犯だな。
私「まぁ、やきもちかどうかは分かりませんが…断ってくれて、ちょっとだけ嬉しかったんです」
どの口が言ってんだって、自分でも思うけど。
小島「ん。分かってるよ。大丈夫、俺こう見えてめっちゃ一途やから」
私「…」
小島「その目は信じてへんな？」
私「信じてますよ」
小島「顔が納得してへんねん」
わちゃわちゃとしながら、出口の方への向かう。
途中、先ほどの二人組が前から歩いて来たから、見せつけるようにこじけんさんの腕に、ぎゅっとしがみついた。
いやね？
他の女とデート中の男の人をナンパするような女には、こじけんさんは勿体無いからね？
他意はないよ。
…多分。
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うさみ(プロフ) - マリアさん» マリアさんありがとうございます（ ; ; ）とても嬉しいお言葉、励みになります〜！！引き続き６人には作者の好き勝手やらせてもらいますが、よろしくお願いします！ (10月4日 23時) (
レス) id: 62ca17c9eb (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 初コメです！お話とても楽しみに拝読しております。更新が来るたびに飛んでくるくらいです。6人ともカッコよすぎて選べませんね…(笑)ドキズ推しなのですが今日の水曜の方、惚れてしまいそうです。この話に出会えて本当によかったです。フラグの件、畏まりました！ (10月4日 21時) (レス) @page50 id: 9bcf79dd74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさみ
| 作成日時：2023年9月24日 20時
