( 月曜日 ) ページ13
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福本「うーん、何か話逸らされた気がするけど…。俺、ジムで働いてんねん。Aちゃんは、そこのジムに通ってたお客さん。ちなみに俺はほぼキッズのスイミングスクールの方に回されるんやけど。久しぶりにジムの方やって、たまたまAちゃんの事見て…まあなんていうか、一目惚れやね！」
「俺の猛アタックやったんよー」って、嬉しそうに、照れくさそうに、ほんのり頬を染めて笑う福本さん。
…そっか。
六股とか聞くと、私が強引に押し切ったんじゃないかとか思ったけど。
ちょっとだけ、肩の荷が降りた。
もちろん、福本さんからだからって、六股かけていい理由にはならないよ？
それでも。
私「好きだったんですねぇ」
福本「…当たり前やん。今も変わらへんよ」
思わず漏れた心の声に、彼は目をぱちくりとさせ。
真剣な顔でそう言ってくれるから、ちょっとだけドキッとした。
私「まあ、記憶はなくとも顔は変わらないので…」
福本「一目惚れやけど！今は顔だけちゃうから！」
私「前の私の性格とかってどうでしたか？」
福本「うーん、俺的にはあんまり変わらんと思うんよなぁ。あ、でもここまでやさぐれてなかった！」
え、待って。私やさぐれてるの？
まさかの指摘に自分の言動を振り返っていると。
向かいに座る福本さんが両肘をついて、身を乗り出した。
福本「だから、今のAちゃんも、俺の大好きなAちゃんで間違いないよ」
私「…」
顔を近付けてそう言って笑う彼。
私「ありがとう、ございます…」
福本「はーい」
たじたじになる私とは対照的に、何事もなかったかのように戻っていく。
…やっぱ手慣れてるよな。
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うさみ(プロフ) - マリアさん» マリアさんありがとうございます（ ; ; ）とても嬉しいお言葉、励みになります〜！！引き続き６人には作者の好き勝手やらせてもらいますが、よろしくお願いします！ (10月4日 23時) (
レス) id: 62ca17c9eb (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 初コメです！お話とても楽しみに拝読しております。更新が来るたびに飛んでくるくらいです。6人ともカッコよすぎて選べませんね…(笑)ドキズ推しなのですが今日の水曜の方、惚れてしまいそうです。この話に出会えて本当によかったです。フラグの件、畏まりました！ (10月4日 21時) (レス) @page50 id: 9bcf79dd74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさみ
| 作成日時：2023年9月24日 20時
