【七つの大罪】殺人鬼少女の正体は八人目の大罪人でした。〜殺人鬼少女の秘密〜

67　殺人鬼少女の変わり果てた姿 ページ8

メリオダスside



ゴウセルが指をさした所には宙に浮いて周りに影の様なモノが出てきている変わり果てたAの姿があった。

メリ「Aッ！」

レインは酷く怯えていた。
そりゃそうだよな･･･

ゴウ[･･･Aの様子がおかしい。]

メリ「すまない！エリザベスをお願いだ！」

バン「え〜めんどッ♪」

ゴウ[承知した。団長は･･･]

メリ「Aを助けに行く」

俺は宙を飛んでAの所に行った。

メリ「Aッ！」

Aの所にきたはいいものの･･･影が邪魔をしてAがよく見えない。

チラリと見えたAの姿は変わり果てていた。
黒いアザの様なものが体中にあったり、片方の目の色が変わっていたり･･･
それより･･･

メリ「A･･･なのか？」

俺にはAがAに見えなくなってしまっていた。

俺は黒い影を倒しながらAの所に向かった。
どうやら黒い影は地面の様な感じで踏める。
だが、敵の様でAの方へ近づけば近づくほど黒い影は多くなっていく。

メリ「Aーーー！」

一気に黒い影を倒す。
その瞬間、俺とAは落ちていく。

俺はAを抱えて地面へ着地する。

メリ「A･･･俺だぞ、メリオダスだ･･･。おいっ！」

「･･････」

返事は無く、目にも光が無い。
それに変わり果てた姿。
AがAじゃないようだ。

「･･･うぁ」

少しのうめき声が聞こえたと思いきや、俺の腕の中から離れ、街を壊していく。

Aの神器―――･･･大鎌で。
なぜ･･･Aがそれを？

隠そうにも隠せないほどの大きさ、重さ。
盗られた、と言っていたのは嘘だったのか･･･？


A―――！目を･･･覚ましてくれっ――――！

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