目撃情報 146 ページ20
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五条side
彼女が眠ってから４日目になる。
出来るだけ側に居るように近場の任務のみ行い、空いた時間は彼女を見守る
「…母さん、起きないね…」
『大丈夫、昨日よりも顔色も良いし、きっとそのうち目が覚めるよ』
「うん…」
昴は彼女の腕に顔を埋めると、グリグリと顔を擦り付けた。
あの夜から昴は夜泣きのように夜中に突然泣きだし、泣き止まないらしい。
突然母親が居なくなる恐怖を感じ……精神的に不安定になっているのか…
『…そろそろ悠仁の所に戻ろっか』
「……」
彼女に顔を埋めたまま昴は顔を横に振る
『晩ご飯、昴の好きなものたくさん作るって言ってたよ？
それにここだと昴も寝られないし、あとちょっとの我慢だ』
優しく抱き上げると首にぎゅっと抱きついてきた。
背中をポンポンと軽く叩きながら悠仁の所に向かう
「…にんじん、グリンピース頑張って食べたら母さん喜ぶかな？」
『もっちろん。
グリンピースも嫌いなんだ？
Aと一緒だね』
「母さんも…？」
『うん、今度聞いてみたら。』
「…うん、早く起きないかな…」
トントン…と地下への階段を下りていくと美味しそうな匂いがしてきた
虎「来た来た、ちょうど出来たとこ〜」
『カレーだ、美味しそうだね』
並べられてる料理は、サラダもあってバランスよく作られてある。
まぁ昴の嫌いなにんじん入りなのは気の毒だけど…
虎「先生も食ってく？」
『僕はすぐ任務行かないといけないから遠慮しておくよ。
ほら、冷めないうちに食べたら？』
「…いただきます…」
手を合わせると、ちょびちょび食べ始める様子を見る
虎「姉ちゃんまだ起きない？」
『そうだね。もうそろそろ起きてと良い頃合いだけどね』
虎「そっか。
昴もまともに飯食わねぇし、寝てねぇし…
昴まで倒れそうな気ｨする」
『悠仁悪いけど、昴のことしっかり見ておいて』
虎「りょーかい」
『じゃ、僕、行くから。
昴、食べれるだけ食べて、好きなもの食べるんだよ。
別にお菓子でもなんでもいいから』
目隠しを外し、目線を合わせて頭を撫でる
「うん…」
頷いたのを確認し、任務に向かう
早く目を覚まして欲しい
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mia - 最高でした。こんなに長いお話を断念せずに完結してくださって、本当にありがとうございます。終わってしまうのが寂しいです。 (5月28日 2時) (
レス) @page25 id: f90c104b93 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 本編完結おめでとうございます！終わってしまうと少し寂しい気持ちがあります、、、 番外編期待します！ (2021年3月23日 9時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
ろこち(プロフ) - 完結おめでとうございます！そして楽しく読ませていただきありがとうございます！ほんと最近の生きがいでしたよ〜(TT)番外編、楽しみにしてます！一旦、お疲れ様でした♪ (2021年3月23日 8時) (レス) id: 3d8cf4b548 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ(プロフ) - 本編完結おめでとうございます！ほんとにそれぞれのキャラの優しさが身にしみたというか、ほんとにこの作品が好きでした！明日からも番外編楽しみに待ってます！ (2021年3月23日 1時) (レス) id: e02926125d (このIDを非表示/違反報告)
kotokoto23(プロフ) - 本編完結おめでとうございます！毎日更新が何よりの楽しみでした〜！番外編も楽しみにしています！ (2021年3月22日 21時) (レス) id: 0ce5745927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月11日 19時
