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五条side
さっきの悠仁の言葉は正論だ。
流石に胸に刺さった。
僕の独りよがりの考えでAを追い詰め、人生を狂わせてしまった。
無論、これまでに彼女を諦めようとはした。
僕が捜すから、彼女は逃げる。
もう自由になろう…そう思っていた。
その矢先に彼女と再会…
彼女はもう僕の事なんて何とも思ってない…彼女からもそう聞かされ、彼女の中に僕はもう居ないと理解した。
理解はした…それでも…
彼女の存在が…仕草が…声が…
彼女の全てが
嗚呼…好きだな。愛おしいと再び思った。
もう一度、彼女を振り向かせたい…
ーーー
ーー
ー
″コンコン″とノックする
「はーい、悠仁ありが………は？」
『や、悠仁じゃなくて悪いね』
ドアを開け、一瞬にして嫌そうな顔をする彼女
「…寿司だけ渡してさっさと失せろ」
『君、言葉遣い悪いよ。息子に悪影響じゃない？』
彼女はﾁｯ‥と舌打ちするとドアを閉め中に聞かれないようにした
「わざわざ何であなたが持ってくるのよ」
『だってAの顔を見たかったから』
「本当に気持ち悪い、ストーカーね。
あなたとは仕事でしか関わりを持ちたくないの。こんなプライベートな事まで関わってこないで」
『ストーカーね…』
「あと息子には近づかないで。
あなたは穢らわしい。」
胸がｽﾞｷﾘ…と傷ついた。
僕のしでかしてきた事を思えば確かにそうだ。穢らわしいと言われても甘んじて受け入れるしかない
「じゃ、これお寿司のお金。」
僕からパッと袋を奪うと
お金をグイッと押しつけられた
その手をギュッと握ると彼女はビクッと固まった
『…本当に悪かった。
僕が犯した罪から考えれば、
気持ち悪い、穢らわしいって言われるのは致し方ないって思う。
だけど、これだけは覚えておいてほしい…
今でも君のことがっ』
「離せクソガキ。
お前の言葉なんて何一つ信じられない。
それに終わった過去をネチネチと…しつこいんだよ。早く帰れ」
バッと手を離される
手は触れられるのに…
君との心の距離だけは離れていく一方だ
「…ねぇ…悟。
もう過去に囚われるのは辞めない？
囚われてるからまだ私の事、そうゆうふうに思えるだけだよ。
もう前を向いて今を見ようよ。
じゃないと前に進めない…
私は進んでるよ…だから、貴方も前に進んで」
ドアを開け中に入っていく彼女が閉める前にそう優しく諭すように話しドアを閉めた
…この気持ちに偽りはないのに…
…信じて欲しいのに…
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桜澤(プロフ) - 途中に、裏の裏がかわされてて同じように偶然にもお茶飲んでる時<家でね。同じように吹きましたwwwwwww (2021年5月5日 4時) (
レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ろこちさん» 書いてて悠仁の方がいい雰囲気じゃね？って１人ツッコミしてました(笑)ついてきて貰えるように頑張りますよ〜！！ (2021年3月9日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ろこち(プロフ) - 最近忙しくて溜まってしまったので一気読みでこの流れ…！本当に最高です！悠仁がいい感じのポジションで悟！このやろうだったのに私も許しそうになってます笑。やっぱり雪椿さん最高すぎます。ずっとついていきます…笑 (2021年3月9日 20時) (レス) id: 3d8cf4b548 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - びびさん» 私も五条先生浮気すんなよって思ってます、自分でかいておきながら(笑)更新がんばりますので、よろしくお願いします(*^^*) (2021年3月5日 6時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
びび - 超絶胸が締め付けられるｯｯ…… 五条先生も最初っから一途でいろよぉぉぉって叫んでます！笑 仲直りして欲しいような、もっと頭冷やして欲しいような… これからも楽しみにしてます！！ (2021年3月4日 23時) (レス) id: 61de968c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年2月19日 20時
