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今年のクリスマスプレゼントはどうしよう…
誠悟にサンタさんに何をお願いするの？と聞いたら、相変わらずパパが欲しいと言う。
京都に帰る回数が増えて、龍生たちと遊ぶのが多くなり、余計に拍車がかかってるのだろう。
サンタさんはパパは連れてこれないと伝えると、ならサンタさん嫌いと頑なに首を横に振る。
もう仮面ライダーの武器と、最近気になっているピカピカどろ団子のキットで良いかな。
…悟には…
毎年マフラーを相変わらずあげている。マフラーがそんなに欲しいなら自分で買えば良いのに。
でも私は見てしまった。悟の部屋のクローゼットの奥の奥に私が今まであげたマフラーを大事そうに保管してあるのを。
初めてあげたマフラーなんてボロボロだが、綺麗にクリーニングをかけてある状態だった。
…これが何を意味するのか…
…自惚れるのは止めておこう…
どちらにせよ、誠悟を愛していない悟には失望している。
『…天気、悪いなぁ…』
どんよりとした天気。
今日は寒いし、夜ご飯は鍋にしようか…なんて考えていた。
その時…
“ゾクッ…”
と全身が粟立った。
そして、携帯に入る緊急のメール。
“校内の準一級以上の術師は正面ロータリーへ”
誰かが高専内に侵入したのか…
私は指示の通りに正面ロータリーへと走って向かった。
ﾌﾟﾙﾙﾙ…と鳴る電話の表示を見ると悟の文字。
『もしもしっ、私も今そっちにー…』
「Aはその場で待機」
『…は？
私だって一級なんだから、足を引っ張るような事はしないよ！！』
「そんな事じゃない」
『じゃぁなんでっ』
「これは僕からの命令。
五条 Aはその場で待機。
次の指示があるまでその場を動くな」
切れた携帯の画面を見つめる。
上司としての命令…
こんな事今までなかったのに…
そんなに危険っていうことなのか。
なら、この場で待機というのも変な話しだ…
…待つしかない…
ーーー
ーー
ー
窓から正面ロータリーの方を見て何分…何十分経ったのだろう…
バサバサと巨大な鳥のようなものが飛び立ち、こちらの上空を通っていった。
その足に優雅に乗っていたのが…
『……す、ぐる…』
傑も私に気が付き、ニコッと笑いと手を振って去って行ってしまった。
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雪椿(プロフ) - 通りすがりさん» ありがとうございます！これからも頑張ります(^▽^)続編にも行きましたので、そちらも楽しんでいただけたら嬉しいです(*^^*ゞ (2021年9月22日 20時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - こんにちは( ˙꒳˙ )開始からずっと読んでます！毎日更新楽しにしています( ˙꒳˙ )ナナミン…奪って大切にしてあげて!!!(´；ω；｀)ってなりました笑更新楽しみにしています。 (2021年9月22日 14時) (レス) @page50 id: f025481658 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ほりほりさん» まさかの宣言(笑) 心の中でクズに伝えておきます(*^^*ゞ (2021年9月19日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ほりほり - あーーわん、切ない！！切なすぎる！！おい、五条！私がお前の嫁を攫ってしまってもいいのか！！攫っちまうぞ！！！顔面ボコボコにしてやる！！覚えておけ！とお伝え下さい笑 いつもいつも更新ありがとうございます！ (2021年9月18日 20時) (レス) id: 61774c35f7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - haya20180804さん» 今はまだ脳内で五条と愛桜をボコボコにしておいてください(^0^) 五条はみなさんに許される日がくるのでしょうか…(笑) (2021年9月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年8月31日 19時
