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はぁ〜…と深い溜息をつきながら家の鍵をドアにさしこむ。
任務も大変だが、変な嘘のせいで精神的にもキツい。
違うと訂正をしても信じてくれる人は少ない。
私の事を知っている人たちは噂なんて信じてないが…そんなのごく僅か。
皆の目が気になって仕方ない。
心身共に疲れた。
…夜ご飯、カップラーメンで良いや…
あったかな…？
なんて思いながらドアを開けると、中は明かりが点いており、玄関には男物の靴…
『…悟…？』
「あ、お疲れサマンサー！
僕、お腹ペッコペッコで背中とお腹がくっついちゃいそうなんだけど」
中に入ると、キッチンに立っている悟。
部屋の中は美味しそうな良い香りが漂っていた。
もう彼が勝手に家に入ってるのは気にしてない。
「もう出来たから座ってて」
『ありがとう……フレンチ？』
「テイクアウトしたの並べただけだけど…あ、メインの肉は僕が作ったんだよ」
机の上には綺麗に彩られたフレンチ料理。
すごく美味しそう。釣られて、お腹がギュッと鳴った。
「はい、スパークリング」
『え、お酒飲んで良いの？』
「今日だけ特別。…カンパ〜イっ」
1・2カ月前くらい前に悟に何故か禁酒を言い渡され、お酒は我慢していた。何か酒癖が悪かったかなと素直に従っていたが…
『…悟、お酒飲めないよね？』
「ん？これ、ジンジャー○ール」
『ふふっ、面白い』
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ー
『今日はどうしたの？』
「フレンチ食べたかったから」
『ふーん…』
食後、ソファーに座って彼の肩に頭を乗せてくっついていた。
机にはチーズとサラミの乗ったお皿と、赤ワイン。
悟はファ○タグレープだけど。
「Aは今日は甘えただね？」
『久しぶりに飲んだから、酔ったのかも…』
「良いんじゃない？」
頭がふわふわする…
一杯ずつしか飲んでないが、疲れており酔いが回るのが早かったみたいだ。
肩を抱かれて、更に身体が密着する。触れ合ってる部分が暖かくて安心する。
…悟の耳にも噂は入ってるはず…
別に慰めて欲しいとかは望んでいないけど…何を思ってるんだろ…
「…A…」
『ん、くすぐったい…』
額、瞼、目尻、頬…と顔中に、ちゅっちゅっと口付けを落とされる。
そして、最後に唇に…
至近距離で見つめ合い、私が彼の首に腕を回すと、深い口付けを交わした。
…今は何も考えたくないな…
私は考えることを止めて、彼に集中することにした。
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れん(プロフ) - 本当に、悟のどこか好きなのかなぁ？長所、顔しかなくないですか？ちゃんと悟にも罰をくだしてからハピエンに向かってください(＞＜) (2021年8月30日 20時) (
レス) id: 8602774c74 (このIDを非表示/違反報告)
ほりほり - 夢主には申し訳ないけど、、クズな五条たまらない！もっともっとクズな五条期待してます笑 (2021年8月29日 20時) (レス) id: 61774c35f7 (このIDを非表示/違反報告)
ネメシス - 悪女の言い分も当たってる所もあるんですよね（笑）要は五条は自分の下半身が一番の恋人なんですよ。 (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ルシャナ - 正直、お前何偉そうに傷ついたヒロインに嫌味でネチネチ追い討ちかけてんだよって話だよ（汗）。普通馬鹿な両親に代わって平謝りだろ？それ以前にヒロイン優先でうわなんざ最初からせず御家と縁切りすんのが筋ってもんだろが! (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - はーるさん» 応援ありがとうございます！ 五条オチのはずが五条の苦痛に歪む顔が…私も待ち遠しいです(*･ω･) がんばりますね！ (2021年8月28日 23時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年8月8日 17時
