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「…そろそろ目を開けても良いかい？」
菜「まだ、ダメ！」
美「ここ、座って」
『え、良いの？』
美「良いの」
今日も部屋で食べようと思っていたら、美々子ちゃんに手を引っ張られて傑の隣の席に座らせられた。
２人は皿を落とさないように、慎重に料理を運んでくれた。
菜「目、開けて良いよ！」
「…ハンバーグ…」
美「玉ねぎ、いっぱい切って」
菜「いっぱい、こねたんだよ」
「オニオンスープも美味しそうな匂いがして、２人とも凄いね」
菜「夏油様、早く食べて！」
「いただきます」
傑がハンバーグを一口大に切り、パクッと食べた。
彼がモグモグと噛んでいる間、２人はドキドキとしながら穴が開くくらい見つめていた。
「うん、すごく美味しいよ。
形もすごく綺麗だし…上手に作ったね」
菜・美「！…いただきます！」
傑の美味しそうな笑顔を見ると、２人は嬉しそうにハンバーグを食べ始めた。
彼も一口一口満足そうに食べていた。
ーーー
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美「…Aちゃん、おやすみなさい」
菜「明日も教えてね！」
『うん、いいよ』
２人はおやすみと挨拶して部屋へと入っていった。
「随分と仲良くなったんだね？」
『…根は明るくて良い子達だから。とっても素直だし』
「そうだね。
はい、これハーブティー」
『ハーブティー？』
私の前に置かれるティーカップ。
カップを手に取ると、ｽﾝ…と香りを嗅ぐとカモミールの香りがした。
「君、此処に来てから、あまり寝てないんじゃないか？」
『…隣に傑が寝てたら寝てないよ。なんでソファーで寝ちゃダメなの』
「身体が痛くなるよ」
私が夜中にこっそりベッドから抜け出そうとすると、傑は私を抱きしめて離さない。
寝息を立ててるのに絶対離してくれない。
ソファーだったら寝れるのに…
傑が出かけてからいつも寝る癖になってしまった。
「これを飲んだら、きっとぐっすり寝られるよ」
『…気休めだよ。傑がソファーで寝るのを許してくれたら早く解決出来るのに』
「ダメだ」
にっこり笑う彼。
はぁ…と溜息をつきハーブティーを飲む。
早く帰りたい…けど、帰りたくない。
帰ってしまったら、また傑が遠くに行ってしまう気がする。
呪詛師だから捕まえなければいけないのに…私の心はまだ捕まえなくないと拒否している。
だから、本気で此処から逃げ出したくないんだよなぁきっと。
…呪術師として失格だ。
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れん(プロフ) - 本当に、悟のどこか好きなのかなぁ？長所、顔しかなくないですか？ちゃんと悟にも罰をくだしてからハピエンに向かってください(＞＜) (2021年8月30日 20時) (
レス) id: 8602774c74 (このIDを非表示/違反報告)
ほりほり - 夢主には申し訳ないけど、、クズな五条たまらない！もっともっとクズな五条期待してます笑 (2021年8月29日 20時) (レス) id: 61774c35f7 (このIDを非表示/違反報告)
ネメシス - 悪女の言い分も当たってる所もあるんですよね（笑）要は五条は自分の下半身が一番の恋人なんですよ。 (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ルシャナ - 正直、お前何偉そうに傷ついたヒロインに嫌味でネチネチ追い討ちかけてんだよって話だよ（汗）。普通馬鹿な両親に代わって平謝りだろ？それ以前にヒロイン優先でうわなんざ最初からせず御家と縁切りすんのが筋ってもんだろが! (2021年8月29日 19時) (レス) id: 44c6996cc6 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - はーるさん» 応援ありがとうございます！ 五条オチのはずが五条の苦痛に歪む顔が…私も待ち遠しいです(*･ω･) がんばりますね！ (2021年8月28日 23時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年8月8日 17時
