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な、なんでこのタイミングで…!?







貴方「ど、どうしたの?こんな所で」

梅原「丁度帰ってた所でAになんか甘いもんでも買ってこうかと思って」

貴方「そ、そうなんだ!ありがとう!」

梅原「てかどうしたの変装なんかして、珍しいじゃん」

貴方「えっと、なんとなくね!」








どうしようどうしようどうしよう
ゴム買ってたなんてなんか知られたくない!
でももしかしたら気づいてない…?なら後でそーっと戻せば大丈夫かな









梅原「Aも買い物?」

貴方「うん!」

梅原「じゃあ一緒に買うよ」

貴方「大丈夫!欲しいもの無くて帰ろうとしてたから!」

梅原「でも背中に隠したやつがあるじゃん」

貴方「!」








バレてた…!

明らかにキョドる私に一歩近づいてくる裕一郎くんから一歩後ずさった









梅原「何買おうとしてたの?」

貴方「な、なんでもない!」

梅原「なんで隠すの?」

貴方「隠してないよ!」

梅原「…」

貴方「…」








最悪だ…いつもなんていうタイミングで現れるの!
買いに来なければ良かった…

ジーッと見つめてくる裕一郎くんに耐えきれず目を逸らした
すると突然私の後ろのを方を指さした








梅原「あ」

貴方「え?あ…!」








不思議に思って振り返るとその瞬間手に取っていたものを奪い取られてしまった
そしてそれを見つめる裕一郎くんにいても立っても居られず店を飛び出した

無理…!恥ずかしい…!!


店を出て全力疾走したけどすぐに追いつかれ腕を掴まれた









梅原「A!」

貴方「は、離して!」

梅原「なんで」

貴方「恥ずかしいから!なんでいるの…っ」









恥ずかしさでじわっと涙が滲むと落ち着かせるように頭を撫でてくれた









梅原「俺の為に用意しようとしてくれたの?」

貴方「…」









優しい声で問いかけてくれる裕一郎くんに黙って頷くと嬉しそうに微笑んでくれた









梅原「ありがとう」

貴方「…いつも裕一郎くんに任せてたし…昨日我慢させちゃったから…」

梅原「気にしなくていいんだよ」

貴方「でも、2人の事だから任せっきりはやだ」

梅原「じゃあ2人で買いに行こ?」









その言葉がなんだか嬉しくて大きく頷くと私の手を引いてお店へと戻った








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はっとり(プロフ) - Saki0428さん» とんでもないです! (2021年7月9日 5時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
Saki0428(プロフ) - はっとりさんありがとうございます!! (2021年7月8日 17時) (レス) id: 92d7ce2605 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 胡桃さん» 胡桃様、コメントありがとうございます!一緒に泣きましょう!笑 (2021年7月8日 6時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 泣きながら書いてるんですかーー(T^T)私も覚悟して泣きながら読ませていただきたいと思います!! (2021年7月8日 3時) (レス) id: fbfa6940ed (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - Saki0428さん» Saki0428様、コメントありがとうございます!リクエスト嬉しいです(^^)今度書かせて頂きますね! (2021年7月1日 5時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はっとり | 作成日時:2021年5月4日 23時

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