カレカノごっこ7【梅原裕一郎】

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今日は久しぶりにお父さんと一緒にご飯を食べる
あの日から本当にたまにご飯に誘ってくれるようになった

お父さんは相変わらず無口だし大きなテーブルに2人きりでちょっと寂しいけど昔と違って今は少しだけ楽しいと思えるようになった









父「…最近仕事の方はどうなんだ」

貴方「順調だよ、実は初主演を務める事になったんだ」

父「そうか…頑張りなさい」

貴方「うん」









無愛想だけどほんの少しだけ…口元が緩んだ気がした
もしかして私が初主演を任された事を喜んでくれたのかな？

隣で立っている小野寺さんにチラッと目線を送ると小野寺さんも気づいているようで2人してこっそり笑い合った









貴方「監督さんが凄い人みたいなんだ。若いし女性なのに多くの作品を手掛けてて天才だって言われてる」

父「それは凄いな」

貴方「西野早紀さんっていうんだけどね」









その名前を出した時お父さんの体が一瞬ピクっと反応した









父「西野早紀…？」

貴方「知ってるの？」

父「いや…どこかで聞いた気がしてな…気のせいかも知れない気にしないでいい」

貴方「映画も担当したことあるらしいしエンドロールか何かで見たのかも…？」

父「そうかもしれないな」









もしそうならやっぱり西野監督は凄いな
アニメとかほとんど見ないお父さんが知ってるって事だもん


せっかく私を主役に選んでくれたんだ！ちゃんと期待に応えられるように頑張ろう！








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いつもご愛読ありがとうございます(⸝⸝›_‹⸝⸝)


現在6作品を掛け持ちして頑張ってる所ですが、最近よく全作品読んでますとお声を頂く事が多くなりましま！
本当に嬉しいです (;ω;)


まだまだこれからどんどん新しい作品を生み出していきたいなと思ってますので何卒よろしくお願い致します！




次は柿原徹也さんオチの小説を書きたいな〜なんて思ってますꪔ̤̮





はっとり





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