カレカノごっこ7【梅原裕一郎】

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貴方「壮馬くん、おはよう！」

斉藤「おはよう〜」








楽屋に入ると壮馬くんが本を読んでいた
壮馬くんは読書家だもんね、本を読んでる壮馬くんって凄く賢そうに見える








貴方「何読んでるの？」

斉藤「好きな作者さんが新作出したんだ〜」

貴方「へ〜、どんなお話なの？」









私も読書は割と好きだし今まで壮馬くんに紹介して貰った本にハズレは無かったから今回のも面白そうだったら買ってみようかな









斉藤「…主人公の恋が実らない話」

貴方「え、実らないの？主人公なのに」

斉藤「うん、好きな人の幸せの為に身を引く話」

貴方「へ〜…なんだか悲しいお話だね」







主人公なのに恋が実らないお話なんて珍しいな。
好きな人の為に身を引くか…








斉藤「…そうかな？」

貴方「え？だって恋が実らないって悲しいんじゃ…？」

斉藤「確かにね。でも付き合える事だけが幸せとは限らないんだよ」

貴方「そうなの？」

斉藤「うん」








そう言う壮馬くんはいつもの優しい表情と共に微かに悲しげな表情が混ざっている気がした








斉藤「好きな子の幸せそうな顔を見られるだけでいいって思うんだよ。…幸せにしてあげられるのが自分じゃなくても」

貴方「壮馬くん…？」

斉藤「っていうお話なんだよ！面白いからおすすめ」

貴方「あ、うん！読んでみようかな！」








壮馬くん…なんかつもと雰囲気が違う気がする…
気のせいかな？









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やっと壮馬くんとの絡みが…！


シーズン1、2でちょこっと匂わせてましたがそろそろ進展させてようかな…と！


というかいつも壮馬くんは夢主ちゃんに片想い役で終わっちゃうからそろそろ壮馬くんオチの作品作りたいところですね〜笑






はっとり



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