嘘つきは恋の始まり【梅原裕一郎】〜完結〜

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少しすると店員さんが注文した物を運んできてくれた









「お待たせしました！生ビールとジンジャーエールとたこわさです！」

貴方「ありがとうございます」

西山「え！たこわさ頼んでくれたの？」

貴方「うん、そろそろかなって思って笑」

西山「ありがとう〜！」









宏太朗くんはだいたい3〜4杯お酒を飲んだ後必ずこれを頼むから。
自分の中でそういうルーティンがあるのかな？笑


宏太朗くんにたこわさを渡した時花江くんの小皿が汚れている事に気づいて新しい小皿を差し出した









貴方「はいどうぞ」

花江「ありがとう！」









花江くんに微笑んで店員さんがお皿を下げに来た時に片付けやすいように綺麗に積み重ねた









江口「Aちゃんって本当に気が利くよね」

貴方「え？いやそんなこと無いです…！」

斉藤「そんな事あるよ！いつも周り気にしてるし凄い事だよ」

貴方「あ、ありがとう…」









周りを気にしちゃうのは昔から癖だ。
できるだけ人に迷惑をかけず嫌われないようにと思ってたから…









江口「将来絶対良い奥さんになるよ！」

貴方「えぇ！？お、奥さんって…そんな！」

江口「Aちゃんみたいな子が彼女だったら幸せだろうな〜」

貴方「っ…」









それはこっちのセリフです！
江口さんが彼氏だったら…
というかそんな風に言ってくれるなんて…期待しちゃうじゃ無いですか。









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