嘘つきは恋の始まり【梅原裕一郎】〜完結〜

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江口さん達とお店に行くと宏太朗くんと花江くんと壮馬くんが待ってくれていた
順番に席についてふと前を見ると梅原さんがいて一気に体が強ばった

よりによって向かいが梅原さんだなんて…ついてない。
怒らせないようにしなきゃ。









江口「Aちゃん今日歌ってたのって新曲？」

貴方「は、はい！」

江口「へー！今日もいい曲だったよ！」

貴方「そんな！ありがとうございますっ」

西山「もうアーティストデビューしちゃいなって！」

貴方「む、無理だよ私なんて…」









アーティストデビューだなんて…私なんかが出来るわけない。
歌うことは好きだけどそれを活動にしていく勇気はないし私の歌を聴きたいと思ってくれる人がいるかどうか…









西山「僕Aの歌好きだよ！CD出したら絶対買うのに！」

花江「俺も！」

斉藤「俺も買うよ、もっと自信もっていいのに」

貴方「皆…ありがとう！」









アーティストデビューか〜
挑戦してみたい気もするけど…夢のまた夢だな笑









貴方「あ、江口さんお代わりどうしますか？」

江口「ありがとう！生ビールお願い！」

貴方「はい！…梅原さんはどうしますか？」









梅原さんのグラスも空になってる事に気づき恐る恐る声をかけるとまた鋭い目つきで見られビクッとした









梅原「…ジンジャーエールで」

貴方「は、はい…！」

西山「相変わらずお酒飲めないんだね〜笑」









生ビールとジンジャーエールとそろそろ宏太朗くんがたこわさ食べたい頃かなと思い一応注文しておいた









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