嘘つきは恋の始まり【梅原裕一郎】〜完結〜

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次の日現場へ向かうと楽屋中が可愛い子猫達で溢れていた

今日の撮影は子猫と戯れると聞いていたからその為の子達だろう









貴方「おはようございます！可愛い〜！」

西山「皆人懐っこいよ！やっぱり撮影慣れしてるのかな」

貴方「私も抱っこしたい…！」

西山「はい！」








宏太朗くんから1匹の子を受け取り抱きしめると顔中をぺろぺろと舐められた

ふふっ笑 くすぐったいよ〜








江口「Aちゃん子猫似合うな〜笑」

西山「わかる笑」

貴方「え、そうですか？？」

西山「癒し系と癒し系のコラボだから和むよね」

貴方「そうかな？笑」

西山「それにどっちも人見知り」






確かに…笑
というか私って癒し系なの？？


1匹の子猫と戯れてるとどんどん他の子達も集まってきてもう天国のようだった

可愛い子達に癒されていると扉が開き裕一郎くんがやってきた









梅原「はよざいます…すげーな」

貴方「可愛いよね」

梅原「埋もれてんじゃん」

貴方「なんか好かれてます笑」








どんどん集まってくる子達を必死に相手をしていると抱っこしていた子を裕一郎くんが抱き上げた

子猫はさっきまで私にしていたように裕一郎くんの顔を舐めていてくすぐったそうに笑っていた









梅原「人懐っこいな」

貴方「ほんと、猫いいな飼いたくなってくる」

西山「僕もペット欲しいな〜」

江口「俺も欲しいけど絶対世話出来ないわ」

梅原「江口さんは世話される側ですもんね」

江口「そうそう！っておい」








相変わらず後輩にいじられてる…笑
そういえば江口さんと話してても何も思わないな…
もうすっかり忘れられてるみたい
不思議。あんなに好きだったのに…

でも全然辛くない、だって私には裕一郎くんがいるから


子猫と戯れてる裕一郎くんを見て微笑むと目が合った









梅原「どした？」

貴方「ううん、なんでもないよ」








今の私は裕一郎君が好きです。








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