共に奇跡を (ページ25)

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危機感もって（T.M）ページ25

真弓side

俺、真弓孟之は今猛烈に困っている。

現在Aちゃんと岡ちゃんとお仕事のため東京に向かう新幹線に乗っている。

基本Aちゃんはマネージャーさんと乗るんやけど今日はたまたまたけとAちゃんの2人隣同士。

で、Aちゃんの頭がちょうど俺の肩の位置

側から見たら間違いなく仲のいいカップル

否定はしたくないけど、悔しいことにたけには否定しか出来ひん

こないだ岡ちゃんの楽屋で寝てて怒られてたの覚えてないんやろか。危機感無さすぎるんやろか。信頼してくれてるんやろか。たけの事男として見てくれてへんのやろか。

真「あぁーーもう！岡ちゃん！」

前に座ってる岡ちゃんにヘルプを送っても帰ってきたんは、頑張れーだけ。軽いって。冷たいって！

たけ、岡ちゃんみたいに大人じゃないねん！！

とりあえずたけの肩ですやすやと眠るAちゃんの寝顔を起こさないように写真におさめた。

『んんー、たけ、』

真「！起きたー、！？」

そんな訳ではなくて俺の肩の上でちょっとずつ移動していくAちゃん

年上とは思えへんほどほんまに可愛い

岡「たけ、A昨日遅くまで仕事してたから起こさんといてあげてな」

真「俺の限界が来ない限りは」

岡「何やそれ笑」

後ろを向いてくれる岡ちゃんと話して何とか気を紛らわせる。

これ、たけ以外の相手にやったらほんまにノックアウトやな

いやまあたけもほとんどやられてるけど

なあ、Aちゃん。

たけを信頼して安心してくれてるのか、たけのこと男として見てないかどっちなん？

今はどっちでもいいけど、メンバーでもたけ以外の男にはせんといて。

危機感もってな。