八十一話、気がついたらこんな展開。 ページ36
幾日か私はぶらぶらとさまよっていた。
昨日ルパンってところに行きたかったけど、子供だから不振に
思われると思っていかなかった。
私はどこかの歩道橋にいる。
迷った。
どーしよーねこれ。
その時私の目に映ったのは苔色の小ぶりのバスだった。
暇だったからそれを見ていた。
するとそのバスは事務所の前に止まった。
しばらくすると事務所から子供が出て来た。
いや、無理矢理連れ出されたか。
ってあれ?あの子洋食屋にいた・・・・。
そばに居るのはミミック兵、もうこの場面か。
・・・・助けないと!
私は歩道橋の手すりとかそんな感じのやつを踏み台にして
バスの上に降りた。
栞「ミミック兵の皆さん初めまして、お久しぶりだね子供達!
お姉さんが助けに来たよ!」
「お姉ちゃん逃げろ!お姉ちゃんが敵う相手じゃ無い!」
栞「そんなこと無いよ。お姉ちゃん逆に強いよ?ミミック兵を
ドガーン!バゴーンって倒しちゃうよ!?」
そう云ったところでミミック兵が私に銃を向ける。
「お姉ちゃん!!」
栞「七つの罪__色欲」
私は鎌を出してミミック兵の精神を切り裂いた。
倒れるミミック兵、子供達は目をふさいでいた。
栞「んにゃ、大丈夫だよ〜。死んでないよお姉さん。」
子供達はおそるおそる目を開ける。
「お姉さん!?生きてる!?」
栞「うん、生きてる−。」
「え、これ夢じゃないよね!大丈夫だよね!」
栞「え、これ夢だったの?こんな怖い夢見たくないよ〜。」
子供達は自分の頬をつねる。
痛そ。
ま、とりあえずこのバスにいるミミック兵倒すかな。
私はバスに乗り込む。
「誰だお前は!」
名も無きミミック兵が言う。
栞「どうも無賃乗車しに来た黒でっす。
私はバスにいるミミック兵の精神を切り裂き気絶させた。
栞「終〜了!・・・さあみんな、事務所戻ろっか。」
「お姉ちゃん、其奴・・・死んだの?」
栞「気絶しただけだよ?殺しは嫌いだし。其れよりほらはやく戻ろう!」
〜事務所の中〜
「にしてもお姉ちゃんすごかったな!」
「うん、凄かった!鎌でババってやっつけちゃうんだもん!」
「あれどうやって出したの〜?」
栞「ふふ、アレはね〜お姉ちゃんの異能力だよ!強かったでしょ?」
「うん、凄い強かった!お姉ちゃん全然弱くなかった−!」
栞「でしょ!」
バンッ
その時事務所の扉が開いた。
そこに居たのは・・・
栞「織田作さん、遅かったですね。」
八十二話、貴方の為なら何時何処でも。→←八十話、この作品ももう傘寿か・・・(嘘です。)
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朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» 逆にあちゃは凄い事をやり遂げた。 (2017年12月30日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬けグルメ - からすさん» ありがとうございました!また違う作品で会えたらいいですね。 (2017年12月30日 21時) (レス) id: 06e106b67d (このIDを非表示/違反報告)
お茶漬けグルメ - 朝霧 おちあさん» 皆がやらないことをあえてやってみた。 (2017年12月30日 21時) (レス) id: 06e106b67d (このIDを非表示/違反報告)
からす - 面白かったです!! (2017年11月7日 5時) (レス) id: 4c1a33c1c0 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - お茶漬けグルメさん» まさかの夢オチなの!?凄いな。お疲れ様でした。他の作品も頑張ってね。 (2017年11月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶漬けグルメ | 作成日時:2017年7月17日 19時