文スト 紅い目の私と青い目の君

五十七話、切り替えが早い？別にいいじゃん　これギャグだし。 ページ11

栞「えーっと改めまして私は中川 栞。元の名字は菜花。あ、
　 質問があったら云って下さい！」


乱「じゃあ質問。なんで名字が変わったの？」


栞「それはですね・・・私の家が中川財閥に借金をしていて、借金が完済
　 されるまで私は中川財閥に預かられていたからです。」


敦「借金は完済出来なかったの？」


栞「実はその途中で親が亡くなってしまったんですよ。二人仲良く
　 交通事故で。ま、私はそう聞いているだけですが・・・。」


鏡「悲しくないの？」


栞「悲しくなんて無いよ鏡花ちゃん。もともと一人だったから。
　 友達なんて居なかったよ。二次元しか。」


乱「そこはブレないねえ〜」


栞「照れますね。」


乱「誉めて無いけど。」


国「しかし何故元の世界に戻らなかったんだ？」


栞「理由は明確です。 あんな世界、何も面白くない。あんな狭い世界に
　 閉じ込められてて息苦しくなる。家を出たら呪いの瞳の子と云われ、
　 家の中では散々働かされた。中川財閥の利益の為だけに。」


･ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(沈黙)

栞「皆さんどうしましたか？質問が無いなら仕事に戻りますね。」


乱「栞。」


乱歩さんが私の頭に手を乗せた。


乱「苦しかったら素直に・・・話してね。力になるから。」


え、何このイケメン。


乱「あと、たまにケーキ作ってね！」


栞「・・・・・・・・・・・判りました！」


乱歩さんもブレないですね。

五十八話、ツッコミ道場！！→←五十六話、クーリ○シュのコンビニ限定パイン味って美味しいよね。

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