文スト 紅い目の私はトリップ少女

二十五話、おお、中也よ死んでしまうとは情けない。（（中「死んでねえよ！！」 ページ29

私の目の前に天使が走ってくる。

エ「貴方が栞？」


栞「うんそうだよ。私は栞。アニメが好きなんだ〜。」


エ「私はエリス。エリスって呼んで。栞はアニメが好きなのね。
　 オタクなの？」


栞「違うよエリスちゃん！！私はマニア。オタクより下の階級なの。」


エ「そうなの。それより栞に決めて欲しいことがあるの。」


栞「決めて欲しい事って何？」
きかなくてもわかるけど・・・服を選んで でしょ。さっき云ってた


エ「ショートケーキとアップルパイ。どっちが好き？」
かすりもしなかった！！まず服を着ないか？天使よ。


栞「私はどちらかといえばショートケーキかな？」


エ「じゃあショートケーキを持ってきて頂戴！」
エリスちゃんが黒服さん達にそう命じた。

エリスちゃん凄い・・・。


栞「エリスちゃん何時までも下着のままじゃおかしいから服を着ない？」


エ「そうね。じゃあ選んで栞。このアリスをモチーフにしたワンピースと
　 白雪姫をモチーフにしたワンピースどっちがいい？」

どっちもいい・・・エリスちゃんにはどっちも似合う。
でも、私が見たいのは・・・


栞「アリスがいい。」

そういうとエリスちゃんは奥の部屋に行った。

ん？よく考えればおかしくないか？あの質問。

エリスちゃんが着るなら“どっちが似合う？”ってきくと思う。

でも、エリスちゃんは“どっちがいい？”ときいた。


なんか・・・嫌な予感がする。

二十六話、天界とはここのことを指すんだよ。→←二十四話、私の目の前にいる天使。

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