942 ページ42
SH
紫「廉？どうした？」
廉「ちょ、眩暈、かも。ぐらって、」
眩暈か。ってことは横にさせた方がいいよね。
紫「少しだけ歩けそう？」
廉「ん、、」
紫「うわっ危ない！」
立ち上がろうとした廉の体がまたぐらりと傾いた。
これは歩くどころか立つことも難しそう。
どうしよう。でも、このまま廉をここで休ませるわけにはいかないよね。
先生を待つのも辛そうだし、早く休ませてあげたい。
紫「廉掴まってて。」
廉「え？え、いや、悪いて」
紫「いいから！」
廉「ごめんな、、」
紫「謝らないの。」
少しの距離ならいけるかも、と思って廉をお姫様抱っこしてみた。
廉・・・思った以上に軽いな。
それにちょっと熱い気が・・？
廉「ん、、」
廉が俺の胸に顔をすりすりして埋めてきた。
珍しく廉が俺に甘えてる。多分いきなりのことで怖かったんだな。
このままにしてあげたい気もするけど、ベッドに戻した方が休めるよね。
紫「下ろすよ。」
廉「ぅん」
紫「眩暈まだ治まってない？」
廉「んー、」
紫「そっか。それとさ、朝熱無かった？」
廉「え？なかった、けど、、」
紫「今ちょっと熱い気がする」
廉「まじで？そうなんかな、」
熱に眩暈だったら絶対先生を呼んだ方がいいよね。
紫「先生呼ぶよ？」
廉「ん、、ごめん、紫耀。なにから、なにまで」
紫「いいの。」
廉「それに、まだ回復途中、やのに、疲れ、させちゃ、た」
紫「大丈夫。ほら、今俺元気でしょ？だから大丈夫。」
廉「そか、、」
話が途切れ途切れで少し息も上がってる。本当はもう話をするのがキツイんだと思う。
紫「廉、俺先生が来るまでここにいるからもう無理して話そうとしなくていいよ」
廉「わか、た、、ごめ、、あり、がと」
______________
コメントレス
＞はつきさん
インフルエンザ怖いですね！どうかご無事でありますように🙏
＞みるくさん
待ちきれないだなんて光栄です！ありがとうございます😭✨ですが、大変申し訳ないのですが現在ストックが少ない状態でして、一日に2話更新していると破綻してしまいそうなためとりあえず現段階では1話ずつにさせてください！
ストックを書き進められたらなるべく多く更新できるよう努めます。
匿名メッセージお待ちしております。
予告/コメントボタン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1083人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風音色(プロフ) - y.i kpさん» y.i kpさんコメントありがとうございます！素敵なリクエストをいただき大変ありがたいのですが、ただいまリクエストを承っておらずリクエストにお応えすることが出来ません。申し訳ございません。 (12月17日 19時) (
レス) id: 53632c956c (このIDを非表示/違反報告)
y.i kp - ↓何回もすいません。届いていないのかと心配になってしまいました。 (12月17日 17時) (レス) @page4 id: 16984ca039 (このIDを非表示/違反報告)
y.i kp - いつも楽しく読ませてもらっています!リクエストなんですが、玉森先生が風邪をひいちゃって、廉くんがお見舞いに行き、風邪が移っちゃうお話がみたいです! (12月17日 1時) (レス) @page1 id: 16984ca039 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風音色
| 作成日時：2023年12月6日 19時
