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RN
・・・・・トイレ行きたい。
もーほんまに大きい点滴ってトイレ近なるのも嫌や。
点滴3本引き連れるのまじでめんどい！なんか謎の機械もあるし
ほんまにちょっと出歩くだけで一苦労。
海「廉どこ行くの？」
廉「トイレー」
海「近くない？」
廉「こいつのせい」
海「え？あー苦笑」
廉「んじゃ行ってくるわ」
・
・・・ふぅ。
トイレ近いのにやっぱ抗がん剤やっとると疲れるの早いな。
もう疲れた。
髪もぐちゃぐちゃやし。もー！
ぐしゃぐしゃの髪を手櫛で整えようとしたら指の間に絡まりこんできた塊・・・
嫌な予感がして恐る恐る頭から手を離してみたら
廉「・・・っ，」
手には大量の抜け毛。
とうとう来たか・・・。
また帽子準備せんとな。あ，ウィッグも。どこしまったっけ。
持ってきてもらわんと。
廉「はぁ・・・」
分かってたはずやのにこうやって分かりやすい変化があるとほんまに俺また再発したんや，またあの生活に逆戻りなんやって実感がわいてほんまに嫌になる。
廉「ただいまー・・・」
海「あ！廉！」
え，なに？
帰ってきたら部屋が騒がしくなってた。
紫耀のベッド，また沢山の看護師さんが行き来しとる・・・
廉「え，何？何があったん？」
海「さっき紫耀のベッドからちょっと苦しそうな声がした気がして覗いたら紫耀の顔真っ赤で熱くて急いで先生呼んだとこなの」
廉「えっ」
まじか。
紫耀大丈夫かな・・・。
__________
皆様こんにちは、作者です。作者はお喋りのため、たまにここでTwitterみたいに呟かせてください。
さて今日から24時間テレビが始まりますが、数年前からスペシャルドラマが病気系でなくなってしまったのが密かに悲しいです。共感してくれる方探してます…
ということで(?)本日もう一話更新しようと思います！
もう一話はまた後ほど更新します😊
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作者名：風音色
| 作成日時：2022年7月16日 19時
